結果
2022年 1月15日(土)
第59回 愛知杯(G3・ハンデ)
中京競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ルビーカサブランカ | 2.01.0 | 11-11-11-9(中団後) | 34.2 | |
② | マリアエレーナ | 頭 | 2-2-3-5(先行) | 34.5 | |
③ | デゼル | クビ | 11-12-11-9(中団後) | 34.2 |
レースの上り:34.8
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.01.0 | 34.8 | 12.5 | 11.3 | 13.1 | 12.9 | 12.5 | 12.1 | 11.8 | 11.3 | 11.5 | 12.0 |
過去平均 | 1.59.94 | 35.4 | 12.5 | 11.2 | 12.4 | 12.3 | 11.9 | 12.0 | 12.2 | 12.1 | 11.5 | 11.8 |
差 | -0.6 | 0.0 | 0.1 | 0.7 | 0.6 | 0.6 | 0.1 | -0.4 | -0.8 | 0.0 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前半はかなりユルユルの展開だが、その分後半のペースアップする地点が、例年よりも早く、速かった。
Lap7で-0.3、Lap8で-0.5の加速を強いられている。
そのあとはLap9で+0.2、Lap10で+0.5と加速できていない。
勝ったのは軽ハンデの差し馬と、軽ハンデの先行馬。
道中前目にいて、そこそこのハンデを背負った馬には厳しい展開になったのかもしれない。
回顧
1着は7番人気のルビーカサブランカ。
道中は中団の後ろ、11番手の内。
4角は中団9番手の内で直線。
直線は馬場の内目から追い上げに入り、外でもたつく先団を尻目にするすると伸びて来る。
ゴール前はマリアエレーナとの追い比べを頭差制してゴール。
内が伸びにくい傾向にあったため、各馬馬場の外目に殺到したが、この馬は内に進路を取ってしっかりと伸びた。
荒れ馬場さえ気にしなければ、最短コースの内に進路を取った方が物理的には距離もスタミナのロスも防げる。
それに加えて、52キロの軽ハンデもしっかりと作用した感じ。
⇒ルビーカサブランカの分析
2着は3番人気のマリアエレーナ。
道中は先団2~3番手。
4角は5番手の内で直線。
この馬は勝ったルビーカサブランカとは逆に、直線は外目に進路を取って追い上げに入った。
軽ハンデを生かして前々での粘り込みを計ったが、頭差の2着。
直線で進路を外目に取ったのは、右にもたれたためだと言うことが、鞍上のコメントから分かる。
⇒マリアエレーナの分析
3着は6番人気のデゼル。
道中は中団の後ろ、12番手を追走。
4角は9番手の大外を回して直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げを見せたが、2着のマリアエレーナとはクビ差の3着。
大外を回して斤量も55.5キロ。
2000mの距離はギリギリだが、道中のペースが落ち付いたのが良かったのだろう。
加えて、外目の馬場は確かに伸びた。
⇒デゼルの分析
1番人気のアンドヴァラナウトは11着。
道中は中団の前、5~6番手を追走。
4角も好位の5番手で直線に向くが、直線ではさっぱり伸びてこない。
こんな馬ではないはずだが、休み明け、+16キロが堪えているとしか思えない。
⇒アンドヴァラナウトの分析
2番人気のソフトフルートは4着。
道中は後方15番手を追走。
4角は14番手の大外を回して直線。
直線では前にデゼルを見るかたちで追い上げて来るが、最後までデゼルも交わせず4着まで。
もともとキレッキレの脚を持っている馬ではない。
前走の「エリザベス女王杯」でも後方から差し届かずの4着。
同じような敗戦が続いている。
⇒ソフトフルートの分析