2022年10月2日【スプリンターズS】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ウインマーベルの好走パターンを分析。(ダート競争は除く)

ウインマーベルの距離適性

ウインマーベルはこれまでに芝1200m~芝1500mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1200m(3-3-3-1)
  • 芝1400m(1-0-0-1)
  • 芝1500m(0-0-0-1)

距離は1400mまで大丈夫。

ウインマーベルの脚質

先行押し切り、中団に控えて終いを生かす競馬、どちらでも強いが、瞬発型というよりもSP持続型。

どんなペースでも終いの脚は確実に繰り出してくるが、瞬発力勝負は微妙なだけに、道中のペースは緩いより流れた方がいいだろう。

ファルコンSは直線で不利、道悪が敗因ではない。

ウインマーベルのコース適正

ウインマーベルの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(0-1-1-1)
  • 函館(0-0-2-0)
  • 福島(1-0-0-0)
  • 新潟(1-0-0-0)
  • 東京(未)
  • 中山(0-1-0-1)
  • 中京(2-1-0-2)
  • 京都(未)
  • 阪神(未)
  • 小倉(未)

ウインマーベルの持ち時計(ベストタイム)

ウインマーベルの持ち時計は次の通り;

  • 芝1200m:1.07.8 2着(中山)
  • 芝1400m:1.19.3 1着(中京)
  • 芝1500m:1.32.8 5着(札幌)

ガチガチの高速決着となるとどうか?

ウインマーベルの重馬場適正

ウインマーベルの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(0-0-1-2)
  • 重(1-0-0-0)
  • 不良(未)

稍重の「ファルコンS」は直線で不利があった。稍重馬場が敗因ではない。


ウインマーベルの鉄砲実績(休み明け)

ウインマーベルの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(0-1-0-2)

叩いてからは;

  • 2戦目(1-1-0-0)
  • 3戦目(1-0-0-0)
  • 4戦目(未)
  • 5戦目~(未)

ウインマーベルのローテーション適正

  • 連闘(未)
  • 中1~2週(1-0-2-1)
  • 中3~5週(2-2-0-0)
  • 中6~8週(1-0-0-1)

ウインマーベルの枠順適正

ウインマーベルの馬番別着度数は;

  • 1~4番(0-1-2-0)
  • 5~9番(2-2-1-1)
  • 10~14番(1-0-0-1)
  • 15~18番(1-0-0-1)

ウインマーベルの斤量別着度数

  • 54キロ(0-1-3-1)
  • 55キロ(2-1-0-0)
  • 56キロ(1-1-0-1)
  • 57キロ(1-0-0-0)
  • 59キロ(0-0-0-1)

ウインマーベルの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(0-1-0-1)
  • 3~5月(春):(2-0-0-1)
  • 6~8月(夏):(0-1-3-0)
  • 9~11月(秋):(2-1-0-2)

ウインマーベルの好走体重

3着以内の体重は;

  • 452~468キロ

ウインマーベルの血統背景

父はアイルハヴアナザー(ミスプロ系フォーティーナイナー)。

アイルハヴアナザーは米国で走り、ケンタッキーダービーなどダートG1を3勝。主要距離はダートの中距離。

母は中央競馬でOPクラスまで勝ち上がったコスモマーベラス。OP特別を2勝。主要距離は1600~1800m。

母の父はフジキセキ(サンデー系/朝日杯3歳S、弥生賞)。

血統背景からは「短距離」という感じはしないが、フォーティーナイナー系という括りなら、「短距離」でも別段不思議はない。

ウインマーベルの近走

22/8/28 キーンランドC(G3)

札幌 芝1200m 良

着順:2着(1.09.2・0.1差)

騎手:松山弘平(54キロ)

【レース前寸評】

ここはいい勝負をしてきそう。

【結果】

道中は中団馬群の前目、5番手を追走。

4角は2番手の内目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、残り100mで勝ち馬には交わされるが、ゴール前、最内のヴァトレニは捉え切って2着を確保。

この馬もコース取りは完璧。

前残りの展開を、最後の最後に交わされたのは力の差なのか切れ味不足か?

2022年 キーンランドカップ(G3)のラップ分析&回顧

22/10/2 スプリンターズS(G1)

中山 芝1200m(外)良

着順:2着(1.07.8・クビ差)

騎手:松山弘平(55キロ)

【レース前寸評】

ブリンカーを着けてから、千二の距離では底を見せていないことは確かだが、まだそこまでタフな競馬をしてきていないことも確か。

ちょっと積極的にはなれない一頭。

【結果】

道中は中団8番手を追走。

4角も中団9番手で回ってくるが、無理に外へは回さずに馬場の3分どころから直線へ。

直線はちょうど内目にスペースができたため、そこめがけて突っ込んでくると、坂の上りで2番手に浮上、ゴール前で勝ち馬を追い詰めるが、クビ差届かずの2着。

4角で外を回さなかったのが良かった。

今回は、力半分、運半分の2着だったような印象だが、しっかり着が取れるのも強さの証し。

次走は真価が試される。

2022年 スプリンターズS(G1)のラップ分析&回顧

23/1/29 シルクロードS(G3・ハンデ)

中京 芝1200m 良

着順:7着(1.08.3・1.0差)

騎手:松山弘平(59キロ)

道中は中団8番手の外を追走。

4角も8番手の大外を回して直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入るが、伸びずバテずの7着まで。

休み明けの+12キロと、トップハンデの59キロでは走れない。

2023年 シルクロードS(G3)のラップ分析&回顧