ダノンエアズロックの脚質

先行押し切り、好位からの差し。

終いのキレは相当ありそうだが、「弥生賞」の走りから、SPの持続力、パワー、底力など、キレを補う能力に不安がある。

「弥生賞」後に軽い骨折がみつかったようなので、それが弥生賞の直接の敗因なら、これらの能力はまだ未知数ということにはなる。

「プリンシパルS」では、終い33.4秒の脚だが、最後は手綱を緩めて余裕のゴール。メイチで追っていたなら33秒を切っていた可能性すらある。

東京コースは3連勝で、母方の血統的にも東京の軽い芝は向いていそう。

「プリンシパルS」は「ダービー」との相性は良くはないが、ダービーは道中緩い流れになることも多く、そうなるとこの末脚は、まったくの無印というわけにはいかない。


ダノンエアズロックの血統背景

父はモーリス(ロベルト系/安田記念連覇、マイルCS、香港マイル、チャンピオンズマイル、秋天、香港C)。

代表産駒はジャックドールジェラルディーナピクシーナイト

母の父はファストネットロック(ND系デインヒル)。

ファストネットロックは豪州で走り、芝のG1を2勝。主戦場は芝の短距離。

半姉にはプリモシーン(フェアリーS、関谷記念、東京新聞杯)。