2024年7月14日【函館記念】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ホウオウビスケッツの好走パターンを分析。

ホウオウビスケッツの距離適性

ホウオウビスケッツはこれまでに芝1600m~芝2400mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1600m(1-0-2-0)
  • 芝1800m(1-1-0-0)
  • 芝2000m(2-0-0-2)
  • 芝2400m(0-0-0-1)

マイル~中距離。

ホウオウビスケッツの脚質

逃げ、先行脚質。

前目にポジションを取れば、かなりしぶとそうな馬。

「スプリングS」では、タフな馬場、タフな流れを先団につけて2着に粘った。

デビュー2戦目の「フリージア賞」も、3歳1勝クラスとしては好時計での逃げ切り勝ち。後続には1馬身半の差をつけた。

確実な先行力とSPの持続力、そしてパワーと底力がそれなりにありそうな馬。

ただ、折り合いに課題があるため、ハイテンションで力んでしまうと脆い一面もある。

いずれにしてもスローより、締まった流れで上りが少しかかるくらいが丁度よさそう。

ホウオウビスケッツのコース適正

ホウオウビスケッツの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(未)
  • 函館(2-0-0-0)
  • 福島(未)
  • 新潟(未)
  • 東京(1-0-1-1)
  • 中山(1-1-1-1)
  • 中京(0-0-0-1)
  • 京都(未)
  • 阪神(未)
  • 小倉(未)

函館は滞在競馬なので、それ以外の馬券圏内は関東だけと言うことになる。

輸送があればテンションが高くなり、折り合いを欠いてしまう可能性?

ホウオウビスケッツの持ち時計(ベストタイム)

ホウオウビスケッツの持ち時計は次の通り;

  • 芝1600m:1.32.3 3着(東京)
  • 芝1800m:1.46.8 1着(函館)
  • 芝2000m:1.59.2 1着(函館)
  • 芝2400m:2.25.4 6着(東京)

速い時計は一つもない。

スピードよりも、スタミナ、パワーで勝負してくる馬ではないか?


ホウオウビスケッツの重馬場適正

ホウオウビスケッツの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(未)
  • 重(0-1-0-1)
  • 不良(未)

道悪は走りそう。

ホウオウビスケッツの枠順適正

ホウオウビスケッツの馬番別着度数は;

  • 1~4番(1-0-0-1)
  • 5~9番(2-0-1-2)
  • 10~14番(1-1-1-0)
  • 15~18番(未)

ホウオウビスケッツの斤量別着度数

  • 55キロ(1-0-0-0)
  • 56キロ(1-1-0-1)
  • 57キロ(1-0-2-2)
  • 57.5キロ(1-0-0-0)

ホウオウビスケッツの好走体重

3着以内の体重は;

  • 488~516キロ

ホウオウビスケッツの血統背景

父はマインドユアビスケッツ(ND系ヴァイスリージェント)。

マインドユアビスケッツは米国、ドバイで走り、「ドバイゴールデンシャヒーン(G1・ダート1200m)」連覇を含むダートG1を3勝。主要距離はダートの短距離からマイル。

母の父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着 他)。

母方の7代前、Aimee(エメ)を祖とする牝系は、多くの名馬、名種牡馬を輩出した名門牝系。

近親には日本が誇る大種牡馬、キングカメハメハがいる。

ホウオウビスケッツの前走

24/7/14 函館記念(G3・ハンデ)

函館 芝2000m 良

着順:1着(1.59.2・-0.6差)

騎手:岩田康誠(57.5キロ)

道中は先団2番手から、4角も2番手で直線に向き、直線では入口から早くも先頭に立つと、あとは突き抜けてゴールした。

前有利の展開だったとはいえ、なかなかの強い競馬で圧勝。

折り合いに心配がなくなってくると、安定感が出てきそう。

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