マスクトディーヴァのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

マスクトディーヴァの前走

23/9/17 ローズS(G2)

阪神 芝1800m(外)良

着順:1着(1.43.0・-0.2差)

騎手:岩田望来(54キロ)

道中は中団馬群9番手の外を追走。

3~4角も外々を回して、4角は7番手の大外で直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂下の手前あたりで早くも先頭に立つと、坂の上りでもまだその脚色は衰えず、ゴール前はブレイディヴェーグの強襲を1馬身半振り切ってのゴール。

道中の速い流れを、終始外々を回りながら4角を迎え、4角も大外を回っての快勝。

走破時計の1.43.0はコースレコードだが、全場を見渡しても1.43.0は最速。

これまで道悪でしか良績がなかったが、良馬場でもさらに強いところを示した格好。

2023年 ローズS(G2)のラップ分析&回顧


マスクトディーヴァの脚質

中団あたりで脚を溜めて、終いの脚を生かす競馬。

その末脚がどこまで切れるのかはまだ未知数だが、SPの持続力はかなりありそう。

スローの瞬発勝負より、道中流れて、SPの持続力を求められる展開の方が戦いやすいのではないか?


マスクトディーヴァの血統背景

父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着)。代表産駒はキセキ(菊花賞、宝塚記念2着、大阪杯2着)など。

母の父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、有馬記念、宝塚記念、ジャパンカップ、天皇賞(春))。

近親にはコイウタ(ヴィクトリアマイル、クイーンC)、ビハインドザマスク(セントウルS、スワンS、京都牝馬S)。