結果

2024年 6月23日(日)

第65回 宝塚記念(G1)

京都競馬場 芝2200m(外)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ブローザホーン 2.12.0 11-11-10-7(後方) 34.0
ソールオリエンス 2 7-7-12-11(中団) 34.0
ベラジオオペラ クビ 3-4-3-2(先行) 34.8

レースの上り:34.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
今走 2.12.0 34.5 12.4 10.9 12.3 12.7 12.7 12.9 12.2 11.4 11.7 11.3 11.5

(※ 今年は京都開催の「宝塚記念」なので、比較対象は設けない)

レース当日の馬場は重馬場。

しかしレースの流れもそんな馬場に即して、中盤の600mほどはしっかりと息が入っている。

そして京都の2200m戦らしく、後半は残り800mから一気に加速してゴールまで持続させるロングスパート。

かなり渋った馬場にも関わらず、ラスト3Fで34.5秒を計時しているあたり、中盤での流れの緩さを物語っているように思う。

レースの展開は、中だるみのスローから、早い仕掛けのロングスパート戦。

基本的には絶対的な道悪適性、そしてそれにプラスしてSPの持続力、パワーが求められた一戦。


回顧

1着は3番人気のブローザホーン。

外枠12番から、道中は序盤中盤と後方11番手の外を追走。

3角の坂の下りから外を回して進出を開始して、4角は7番手の大外から直線。

直線は馬群の大外、ほぼ外ラチ沿いから追い上げに入り、残り200mで先頭を射程圏に捉えると、そのまま突き抜けて2馬身差の圧勝。

道中外々を回って、直線も大外から突き抜けた。

道悪適性と、パワー、スタミナのあるところを存分に披露。

馬場、展開がこの馬の適性にピッタリとハマった。

ブローザホーンの分析

 

2着は7番人気のソールオリエンス。

道中は中団のやや後ろ、7番手の外を追走。

3角手前の坂の上りで少し順位を落として3角は後方12番手、4角も後方11番手の大外で直線。

直線は勝ち馬の直後から追い上げに入り、勝ち馬と一緒に外ラチ沿いを伸びてはくるが、ゴール前で突き放されて、2馬身差の2着。

道悪の「皐月賞」のときのように、後方から伸びてきたが、最後はスタミナとパワーの差が出た感じ。

いずれにしてもこの馬も道悪、特にこういうかなり傷んだ馬場は強い。

ソールオリエンスの分析

 

3着は5番人気のベラジオオペラ。

道中は先団3~4番手を追走。

3角下りの勝負どころで、外から来たローシャムパークと競るかたちで上がって行って、4角は2番手の大外で直線。

直線は馬場の大外から粘り込みを計り、残り200mを切ったあたりまでは先頭争いに食らいついていたが、ゴール前で勝ち馬に突き放された。

3~4角ではもう少し溜めたかったのだろうが、これは仕方ない。

2着馬とはクビ差、先に動いた分だろう。

ベラジオオペラの分析

 

1番人気のドウデュースは6着。

道中は後方11番手。

3角手前では最後方にまで順位を落として、4角では各馬が殺到する大外には行けず、11番手の内を突いて直線。

直線は馬群の内目から追い上げに入り、ジワジワと伸びてはくるが、突き抜けるまでには至らず。

やはりこの馬、こういう馬場は苦手なのだろう。

ドウデュースの分析

 

2番人気のジャスティンパレスは10着。

道中は中団のやや後ろ、7番手を追走。

3角は5番手、4角も5番手中ほどで直線。

直線は馬群の内目、馬場の6分どころから追い上げに入るが、残り200mを切ったあたりから脱落して行った。

この馬もこういう馬場では割引が必要。

ジャスティンパレスの分析