ドウデュースのキャリアはまだ5戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ドウデュースのここまでの走り
21/9/5 2歳新馬
小倉 芝1800m 良
着順:1着(1.50.2・-0.1差)
騎手:武豊(54キロ)
道中は好位の6番手の外。
4角は2番手の外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げてきて、ゴール前はガイヤフォースとの追い比べを制してゴール。
道中の流れは緩く、走破時計は平凡。
平均的な勝ち上がり。
21/10/23 アイビーS(2歳・L)
東京 芝1800m 良
着順:1着(1.49.3・クビ差)
騎手:武豊(55キロ)
道中は先団の外、4番手あたりを追走。
4角は3番手で直線に向き、直線は馬群の外目から楽な手応えで追い上げてくる。
坂の上りで先頭に立つと、ゴール前はグランシエロの追い上げをクビ差凌いでゴール。
中盤はかなり緩めの直線瞬発力勝負。
走破時計、上り時計、勝ち馬の上りタイムともに、並み。
21/12/19 朝日杯FS(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:1着(1.33.5・-0.1差)
騎手:武豊(55キロ)
道中は中団やや後ろ、8番手の外を追走。
4角は7番手の外で直線に向くと、直線は馬場の良い外目を通って追い上げに入る。
坂の上りで、先に抜け出していたセリフォスと馬体を併せて追い比べ。
ゴール前、半馬身抜け出してゴール。
レース内容としては完勝といったところ。
3連勝で年を越すわけだが、抜きん出た強さはまだ感じない。
⇒2021年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧
22/3/6 弥生賞(G2)
中山 芝2000m 良
着順:2着(2.00.5・クビ差)
騎手:武豊(56キロ)
道中は中団の前、4~5番手を追走。
3~4角あたりでロジハービンが動いて行ってペースが上がったところでそれにはつき合わず位置取りを少し下げた。
4角は5番手の内で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから追い出しにかかり、先に抜け出していたアスクビクターモアを追うが、その差はなかなか詰まらない。
ゴール前では何とかクビ差まで詰め寄るが、そこがゴール。
位置取りを下げたのが、不利なのか何なのかよく分からないが、その差が勝敗を分けた感じ。
まあ、勝ち馬とはそう差はないだろう。
22/4/17 皐月賞(G1)
中山 芝2000m 良
着順:3着(2.00.0・0.3差)
騎手:武豊(57キロ)
スタート五分もポジションを下げて道中は後方の15番手あたり。
4角も後方14番手で直線に向き、直線は馬群の大外を追い上げてはくるが、0.3差の3着まで。
1番人気を背負いながら、この道中の位置取りはちょっと理解に苦しむ。
ドウデュースの脚質
好位、または中団あたりから直線で抜け出してくる競馬。
キレというよりSPの持続力で勝負するタイプではないか。
ドウデュースの血統背景
父はハーツクライ(サンデー系/有馬記念、ドバイシーマクラシック)。
母の父はヴィンディケーション(ナスルーラ系ボールドルーラー)。
ヴィンディケーションは米国で走り、デビューから4連勝でBCジュヴェナイル(GⅠ・ダート9F)を制した。
次走、東京優駿(日本ダービー・G1)に向けて
次走は5月29日(日)、東京競馬場 芝2400mで行われる「東京優駿(日本ダービー・G1)」。
キレで勝負するより、持続力を生かした方がいい馬だとは思うが。
力はある馬なので、戦法さえかみ合えば、いい勝負にはなるはず。
⇒その他、日本ダービー(G1)の出走馬を分析