ダノンスコーピオンのキャリアはまだ7戦だけなので、近走のみを振り返る。

ダノンスコーピオンのここまでの走り

21/6/20 2歳新馬

阪神 芝1600m(外)良

着順:1着(1.38.7・クビ差)

騎手:川田将雅(54キロ)

小頭数の7頭立て。

7枠7番から道中は5番手の外。

4角も5番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、先に抜け出していたルージュラテールもなかなかしぶとい。

坂の上りで差を開けられたが、ゴール前、ルージュラテールの脚が甘くなったところを捉えてゴール。

道中13秒台のラップが3度もある、かなり緩めの流れからの瞬発力勝負。

終いの脚は見せたが、道中2番手追走の牝馬を捉えるのに手間取った印象。

21/10/30 萩S(2歳L)

阪神 芝1800m(外)良

着順:1着(1.48.5・クビ差)

騎手:川田将雅(55キロ)

小頭数の6頭立て。

5枠5番から道中は3番手追走。

4角は4番手で直線に向き、直線は馬群の外目から、坂の上りで先に抜け出していたキラーアビリティを捉えにかかり、ゴール前、クビ差交わしてゴール。

今回も中盤でかなり緩んだスローの瞬発力勝負。

自身の上りはメンバー最速の33.5秒だが、前走同様スパッと切れる感じがしない。

21/12/19  朝日杯FS(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:3着(1.33.7・0.2差)

騎手:川田将雅(55キロ)

道中は中団の後ろ、8番手の内。

4角は9番手の内で直線に入り、直線は馬群の中ほどから追い上げを計り、そこそこの伸び脚を示して3着に入った。

それなりの末脚は持っていそうだが、現時点ではまだ切れ味が不足している感じ。

2021年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧

22/2/13 共同通信杯(G3)

東京 芝1800m 稍重

着順:7着(1.48.8・0.9差)

騎手:川田将雅(56キロ)

大外11番から道中は中団後ろ8番手を追走。

4角は7番手で直線に向き、直線は馬群の外、勝ったダノンベルーガの後ろから追い上げに入るが、まったく伸びを欠いて7着まで。

ペースがかなり緩かっただけに、距離が長かったにしても、ちょっと敗けすぎの感はある。

鞍上はコメントで距離の不安を口にしているが、どうだろう?

2022年 共同通信杯(G3)のラップ分析&回顧

22/4/16 アーリントンC(G3)

阪神 芝1600m(外)

着順:1着(1.32.7・-0.1差)

騎手:川田将雅(56キロ)

道中は中団10番手を追走。

4角も馬群の中の10番手で直線。

直線は馬群の中から進路を探し追い出しを待たされたが、残り300m付近で外に進路を取ると、そこから一気に追い出して、ゴール前、先に抜け出していたタイセイディバインをクビ差交わしてゴール。

これまで抜けた強さは感じられなかった馬だが、今回はだけは強い内容。

馬自体も成長している印象。

距離はマイルが良い。

2022年 アーリントンカップ(G3)のラップ分析&回顧

22/5/8 NHKマイルC(G1)

東京 芝1600m 良

着順:1着(1.32.3・クビ差)

騎手:川田将雅(57キロ)

【レース前寸評】

2走前の「共同通信杯」での0.9差の7着が、距離による敗戦なら良いのだが、左回りだとやっかい。

【結果】

大外18番から序盤は中団9番手の外。

3角手前からジワジワと順位を押し上げて行き、3角は中団の前目、7番手の外。

そして4角は中団の前、6番手の外で直線。

直線は馬群の外目に進路を取り、坂の上りでジワジワと先頭との差を詰めて行き、坂を上りきって残り150mあたりで逃げ粘るトウシンマカオを捉えると、あとは大外から追い上げて来たマテンロウオリオンの追撃をクビ差凌いでゴール。

大外枠から前目にポジションを取り、タフな上り3Fも前々で押し切っての強い勝ち方。

昨年の「朝日杯FS」からは確実に成長の跡がうかがえる。

この先この距離なら安定感はありそう。

2022年 NHKマイルカップ(G1)のラップ分析&回顧

22/10/22 富士S(G2)

東京 芝1600m 良

着順:3着(1.32.1・0.1差)

騎手:川田将雅(56キロ)

【レース前寸評】

当然中心になるべき馬だが、古馬と同じ斤量の56キロがどうか?

このレース過去10年、3歳馬の54キロは(3-0-2-18)だが、56キロになると(0-1-0-4)。

【結果】

道中は中団の前、5番手の外を追走。

4角は8番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計り、坂の途中で気合を入れて追い出すと、外からきたソウルラッシュと併せ馬。

しかしゴール前にはこれと、セリフォスにも交わされて3着まで。

前々で競馬をすすめた中では最先着。

3歳で56キロの斤量を考えると力は十分に示している。

上位2頭との差はないと見ていい。

2022年 富士S(G2)のラップ分析&回顧

22/11/20 マイルCS(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:11着(1.33.3・0.8差)

騎手:川田将雅(56キロ)

【レース前寸評】

3歳勢の中では一番力がありそうな馬だが、この馬も、道中のペースは流れた方がいいだろう。

【結果】

外枠15番から、道中は中団の前、6番手の外を追走。

4角も6番手の外目で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。

ちょっと案外な結果。

考えられるのは馬場。

当日は良馬場だが、稍重あけの良馬場。

稍重の「共同通信杯」でも伸びを欠いての7着だった。

それくらいしか考えが及ばない。

2022年 マイルCS(G1)のラップ分析&回顧


ダノンスコーピオンの脚質

中団あたりに控えて直線で伸びて来る競馬。

SP持続系の瞬発型のような印象。

末脚一辺倒の競馬になるとどうか?


ダノンスコーピオンの血統背景

父はロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ/スプリンターズS連覇、高松宮記念、安田記念、香港スプリント連覇)。

母の父はスライゴベイ(ND系サドラーズウェルズ)。

スライゴベイは米国で走り、芝のG1ハリウッドターフカップステークス(12F・約2400m)に勝利している。