結果

2023年 1月6日(土)

第73回 中山金杯(G3・ハンデ)

中山競馬場 芝2000m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
リカンカブール 1.58.9 3-3-4-4(先行) 34.5
ククナ 1/2 9-8-10-10(中団) 34.1
マイネルクリソーラ クビ 3-4-6-4(先行) 34.6

レースの上り:34.8


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.58.9 34.8 12.3 11.0 12.8 12.0 12.4 11.8 11.8 11.7 11.4 11.7
過去平均 1.59.98 35.6 12.6 11.1 12.9 12.0 12.4 11.8 11.6 11.7 11.5 12.4
-0.8 -0.3 -0.1 -0.1 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 -0.1 -0.7

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中のラップの推移は、過去平均よりやや速いものの、おおむね過去平均くらいと考えていいレベル。

特筆すべきは上りの速さ。

最後の200mなど、坂の上りを11.7秒で駆け上がってきている。

しかしこの日の他のクラスの芝の上り、走破時計を見てみると、この日はどれもそこそこ速い。

芝はCコース替わりの初日だが、状態はかなりよく、時計、上りの出やすい馬場コンディションだったと考えられる。

走破時計、上り時計が例年より速い今年の「中山金杯」だが、これはレベルの高さというより芝コンディションの良さ。

例年ならSPの持続力、パワーの適性に触れがちな「中山金杯」だが、今年は前有利のキレ味勝負。

ただし、前が止まらないので、あまり後ろからでは届かない。


回顧

1着は5番人気のリカンカブール。

道中は先団4番手の最内。

4角は4番手から馬場の3分どころに進路を取って直線。

直線は坂の上りで先頭に立つとそのまま突き抜けてゴール。

道中前目の経済コースから直線でキレを生かした。

レースの上り34秒台では初めての馬券圏内。

今回は前有利の馬場にも助けられたが、本格化しているなら次走が正念場。

 

2着は8番人気のククナ。

道中は中団8番手。

4角は10番手の中で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが半馬身届かずの2着。

前有利の流れから良く伸びてはいるがここまで。

コース替わり初日の馬場、切れ味勝負で優位に立った。

ククナの分析

 

3着は6番人気のマイネルクリソーラ。

外枠15番から道中は4番手の外。

4角も4番手の外で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りではククナと一緒に伸びてはくるが、ククナにクビ差の3着まで。

外枠から道中外々を通ったにしては、最後の伸びは上々。

この馬もキレはある方なので、外枠からでも果敢に前のポジションを取ったのが良かったのだろう。

 

1番人気のエピファニーは11着。

道中は先団4番手。

4角も4番手の外で直線に向いたが、直線では坂の上りで脱落して行った。

二千の距離なら、内回りでもしっかり経済コースを通る必要がありそう。

基本千八までの馬だろう。

 

2番人気のボーンディスウェイは4着。

道中は先団2~3番手を追走。

4角も2番手で直線に向き、直線坂下では一旦は先頭に立つが、坂の上りで3頭に交わされての4着。

もともとキレがある方ではないので、今回はそこらへんが影響した感じ。

ボーンディスウェイの分析

 

3番人気のマテンロウレオは7着。

道中は中団の後ろ、後方寄りの13番手あたり。

4角は10番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げてはくるが、前を捉えるまでには至らず。

今年の馬場状態では、あのポジションで大外からの追い込みではノーチャンス。

マテンロウレオの分析