結果

2024年 10月6日(日)

第59回 京都大賞典(G2)

京都競馬場 芝2400m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
シュヴァリエローズ 1.22.9 6-6-5-5(中団後ろ) 34.2
ディープボンド 4-4-3-2(中団前) 34.8
メイショウブレゲ 3/4 8-8-8-8(後方) 34.1

レースの上り:35.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12
今走 2.22.9 35.0 12.6 10.7 11.1 12.0 12.3 12.2 12.3 12.8 11.9 11.5 11.7 11.8
過去平均 2.24.20 34.3 12.8 11.1 11.7 12.5 12.5 12.3 12.5 12.7 11.8 11.5 11.2 11.6
0.7 -0.2 -0.4 -0.6 -0.5 -0.2 -0.1 -0.2 0.1 0.1 0.0 0.5 0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

ケイアイサンデラが大逃げを打ち、前半の1000mの通過が58.7秒。

しかし後続は深追いはしていないので、ここまで後続は平均的な流れ。

しかし向正面の中間あたりから、後続も徐々に先頭との差を詰めて行き、残り800m地点あたりで追いついている。

そこからはさらに上りの勝負になるのだが、上がり3Fは一度も加速のない消耗戦になった。

全体的な流れとしては、序盤こそ逃げ馬を生かせて緩くは入ったものの、前半1000mを通過して、残り1200mあたりから後続としてはロングスパートを強いられている。

SPの持続力が試された一戦だった様子で、レベルとしてもそこそこの内容はあったのではないか。


回顧

1着は8番人気のシュヴァリエローズ。

道中は中団の後ろ、6番手あたりを追走。

4角は順位を中団5番手に上げて直線。

直線は馬群の外目から追い上げに入り、一完歩ずつ着実に先頭との差を詰めて行き、ゴール前で計ったように先に抜け出していたディープボンドを捉えてゴールした。

2400m以上の距離にシフトして3戦目。これで3着、2着、1着として初重賞勝利。

中距離ではパッとしなかったが、これくらいの距離がホントに合っていそうな感じ。

ペースの緩急に関わらず、最後はしっかりと脚を伸ばしてくる。

シュヴァリエローズの分析

 

2着は4番人気のディープボンド。

道中は中団の前目、4番手を追走。

向正面の中間あたりの早い段階で前を捉えにかかって、3角3番手、4角は2番手で直線。

直線は馬場の2~3分どころから追い上げに入り、残り100mで前で粘るバビットを捉えると、そのまま一気に押し切るかに見えたが、ゴール前で勝ち馬にアタマ差交わされての2着。

タイトな流れを前目で追走して、早い段階から脚は使っていたので、最後の一押しが効かなかったのだろう。

最後の頭差は、道中のゴーサインのタイミング一つだろうから、力は出し切ったと言える。

衰えを感じさせない走りだった。

ディープボンドの分析

 

3着は11番人気のメイショウブレゲ。

道中は後方8番手の最内を追走。

3角を過ぎて坂の下りから進出を開始して、4角はグッと縮まった馬群の8番手で直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入り、良い脚で伸びては来たが0.1差の3着まで。

特に展開がハマったわけではないので、この3着はフロックではないと思う。

この馬もこれくらいの距離を走るスタミナはありそう。

道中のポジションがもう1~2列前で運べれば・・・。

 

1番人気のブローザホーンは11着。

道中は最後方の一つ前、10番手を追走。

勝負どころの3角坂の下りでも順位を上げて行くことはできず、4角11番手で直線に向くが、直線でも見せ場は作れなかった。

力を出し切れていないことは明らか。

ケガなどでなければいいが・・・。

ブローザホーンの分析

 

2番人気のサトノグランツは5着。

道中は中団の後ろ、6~7番手の最内。

4角は5番手の最内で直線に向き、直線は進路を外目に取って追い上げに入り、残り100mあたりまでは前に迫る勢いを見せていたが、残り100mで失速。

残り100mでの失速がなぜなのかが分からない。

考えられるのはSPの持続力勝負では後手を踏むということ?

そうであるなら、今後評価を落とす要因になる。

サトノグランツの分析

 

3番人気のプラダリアは7着。

道中は先団3番手。

4角は4番手で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。

調教の動きがイマイチだったようで、鞍上のコメントでは、この馬は調教の動きが直結する馬らしい。

まあ、今回はそういうことなのだろう。

プラダリアの分析