結果
第81回 優駿牝馬(オークス)(G1)18頭
東京競馬場 芝2400m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | デアリングタクト | 2.24.4 | 11-12-12-13(中団後) | 33.1 | |
② | ウインマリリン | 2.24.5 | 1/2 | 2-2-2-4(先行) | 34.0 |
③ | ウインマイティー | 2.24.6 | クビ | 7-5-5-4(中団前) | 34.1 |
レース上り:34.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | |
今走 | 2.24.4 | 34.2 | 12.3 | 11.1 | 12.0 | 12.3 | 12.1 | 12.7 | 13.0 | 12.6 | 12.1 | 11.2 | 11.2 | 11.8 |
過去平均 | 2.24.6 | 35.0 | 12.6 | 11.0 | 12.1 | 12.3 | 12.2 | 12.3 | 12.5 | 12.3 | 12.2 | 11.7 | 11.5 | 11.8 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去9走))
序盤は多少速くなっているかもしれないが、1000mを過ぎたあたりからラップがガクッと遅くなる。
13秒台のラップも出て来るのだから、これはとてつもなく緩い。
加えて、スマイルカナが少し離して逃げていることもあり、2番手以降はかなりの緩いラップでLap6~Lap8の600mを追走していたことになる。
その分、上りの600mは一気にラップが速くなり、レースの上りは34.2秒を計時する。
中盤の600mでこれだけ体力を温存できれば、前に行った馬には好都合。
あとは2400mを走りきれる距離の適正さえあれば十分。
しかし1頭、鬼のような末脚を持つ馬が、そんな前有利のユルユルの展開にも関わらず、後方から、直線では前がなかなか開かない中、残り400mで先頭を差し切ってみせた。
並みの差し馬なら掲示板が精一杯。
トップクラスの末脚を持つ馬でも、3着に入るのがやっとと言うところだろう。
デアリングタクトと言う牝馬、末恐ろしい。
回顧
1着は1番人気のデアリングタクト。
詳細はさっき「ラップ分析」で書いたので、ここでは省略。
2着は7番人気のウインマリリン。
普通ならこの馬が勝っている展開。
前走「フローラS」での強い勝ち方は本物だった。
この馬のスピード持続力を持ってすれば、今回のペースなら余裕で残れるはずだったが。
戦った相手が悪かった。
3着は13番人気のウインマイティー。
単勝60.5倍の低評価ながら3着に食い込んだ。
道中は前目のポジションで、4角は4番手まで進出。
展開が向いたと言うことと、2400mを走り切る距離への適正があったのだろう。
2番人気のデゼルは11着。
キャリア3戦で、しかも中2週での参戦。
ちょっと無理がありすぎた。
3番人気のクラヴァシュドールは15着。
道中は3番手。
絶好のポジションで直線も一旦は先頭に立ったが、残り200mで力尽きた。
この展開で粘れないのだから、逃げたスマイルカナ同様、やはり距離が長かったのだろう。