デアリングタクトのキャリアはまだ4戦だけなので、近走だけをふり返る。

デアリングタクトの近走

19/11/16 2歳新馬 11頭立て

京都 芝1600m 良(内)

着順:1着(1.37.7 -0.2差)

騎手:松山弘平(54キロ)

五分のスタートで中団からの競馬。

直線は残り200mまで前が開かずに追い出しを待たされるが、前が開くと一気に抜け出して余裕のゴール。

ペースはスローだが、一瞬の脚、切れ味が光ったレース。

20/2/8 エルフィンS(2歳OP・L)12頭立て

京都 芝1600m 良(外)

着順:1着(1.33.6 -0.7差)

騎手:松山弘平(54キロ)

少し出遅れがあって後方からの競馬。

レースのラップは例年の同レースの良馬場平均を大きく上回るタフな展開。

4角も10番手の大外を回して直線へ。

直線を向くと大外から一気に追い込んで、残り200mを過ぎると後続を4馬身近く放して余裕のゴール。

ラップ的には残り3Fまでは同コースの古馬OPのラップ平均と遜色ない。

上りは35.1秒かかっていて、古馬OPのそれとは0.8秒ほど遅れるが、ゴール前はかなりの余裕があり、メイチで追っていればまだまだ上り時計は速かった可能性は高い。

デアリングタクト自身の上りは34.0秒。

展開が向いたとか、外差しが効いたとか、おそらくそんなレベルではない気がする。

ちょっと凄いのが出てきたんじゃないか?

2020/4/12 桜花賞(G1)

阪神 芝1600m(外)重 18頭

着順:1着(1.36.1・-0.2差)

騎手:松山弘平(55キロ)

道中は中団のやや後ろで脚を溜める。

直線で外に持ち出すと、前でやり合うスマイルカナとレシステンシアを猛追。

ゴール前、抜け出たレシステンシアを外から差し切ってゴール。

レースの上りが38.1秒なので、展開が向いたと言えないことはないが、それでもこの重馬場で後方から差し切ってくるのだから「豪脚」であることに間違いはない。

2020年 桜花賞(G1)のラップ分析&回顧

20/5/24 オークス(G1)

東京 芝2400m 良

着順:1着(2.24.4・-0.1差)

騎手:松山弘平(55キロ)

2枠4番から、道中は中団の後ろ寄りのイン。

レースのペースは中だるみのスロー。

4角を13番手で直線に向き、外へと進路を取ろうとするが、なかなか出せない。

そんな折、内でぽっかりと進路が開くと、反応よくスッと抜け出す。

あとは追って追って、前で粘り込みを計るウインマイティー、ウインマリリンを豪快に差し切ってゴール。

デアリングタクトの末脚は上りメンバー最速の33.1。

前に行った馬が有利な展開で、一瞬の反応、豪快な末脚で2冠達成。

やはりモノが違う。

2020年 優駿牝馬(オークス)のラップ分析&回顧

デアリングタクトのここまでの見立て

脚質的には末脚を生かす競馬。

軽い馬場、重い馬、ペースの緩急に関係なく差し切ってくる、まさに「豪脚」「鬼脚」。

現状では3歳牝馬路線では死角はみつからない。

デアリングタクトの次走

次走は10月18日、京都 芝2000m(内)で行われる、牝馬三冠の最後の一冠「秋華賞(G1)」。

「オークス」からの直行でぶっつけ本番。

京都の内回りコースでどのような立ち回りを見せるのか?

興味は尽きないが、死角はなさそう。

 

その他、秋華賞の出走馬を分析