2024年5月19日【オークス】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ステレンボッシュの好走パターンを分析。
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ステレンボッシュの距離適性
ステレンボッシュはこれまでに芝1600m~芝2400mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(2-2-0-0)
- 芝1800m(1-0-0-0)
- 芝2400m(0-1-0-0)
オークスの2400mは少し長かったような印象。
良いのはマイル、もしくは2000mあたりまで?
ステレンボッシュの脚質
先行、もしくは中団に控えて終いを生かす競馬。
スピードの持続力、瞬発力ともに世代の上位。
ステレンボッシュのコース適正
ステレンボッシュの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(1-0-0-0)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(1-1-0-0)
- 中山(0-1-0-0)
- 中京(未)
- 京都(未)
- 阪神(1-1-0-0)
- 小倉(未)
ステレンボッシュの持ち時計(ベストタイム)
ステレンボッシュの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.32.2 1着(阪神)
- 芝1800m:1.51.1 1着(札幌)
- 芝2400m:2.24.1 2着(東京)
千六の時計は「桜花賞」。そこそこ評価できる。
ステレンボッシュの重馬場適正
ステレンボッシュの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(未)
- 重(未)
- 不良(未)
道悪は未経験。
ステレンボッシュの血統背景
父はエピファネイア(ロベルト系/菊花賞、ジャパンカップ)。
母の父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着)。
母の母の母にディープインパクトの母であるウインドインハーヘアを持っているので、ディープ、そしてキタサンブラックの父であるブラックタイドは近親になる。
ステレンボッシュの近走
23/12/10 阪神JF(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:2着(1.32.6・クビ差)
騎手:ルメール(55キロ)
道中は中団のやや後ろ、11番手の中、直前に勝ち馬を見るかたち。
4角も10番手、直前に勝ち馬を見るかたちで直線。
直線も勝ち馬の直後から伸びてくるが、勝ち馬も簡単には抜かせない。
しかし坂の上りでは一完歩ずつその差を詰めて行って勝ちまに迫るが、クビ差届かずの2着。
この馬も良い伸びを見せた。
クビ差の2着ながら、この流れで33.5秒の脚なら及第点。
クラシック戦線に望みを繋いだ。
⇒2023年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のラップ分析&回顧
24/4/7 桜花賞(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:1着(1.32.2・-0.1差)
騎手:モレイラ(55キロ)
道中は中団10番手あたりで、アスコリピチェーノの内でほぼ並走。
4角は8番手の外で直線に向き、アスコリピチェーノを押しのけるかたちでこれの前に出ると、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂下で前を行くエトヴプレを射程圏に捉えると、坂の上りでこれを交わして、ゴール前は食い下がるアスコリピチェーノを3/4馬身凌いでゴール。
4角でアスコリピチェーノの押しのけたところがポイントだろう。
結局そこでついた1馬身ほどの差が最後まで縮まらなかった。
馬の力の差はないように思えたが、どうか?
24/5/19 オークス(G1)
東京 芝2400m 良
着順:2着(2.24.1・0.1差)
騎手:戸崎圭太(55キロ)
道中は中団9番手の内目を追走。
4角は12番手の内で直線に向き、直線は馬群の内目から追い上げに入り、坂を上り切ったあたりで一頭抜け出してくるが、ゴール前、チェルヴィニアの外からの末脚に半馬身差屈した。
道中内目の追走で、4角も内を回っているだけに、最後は交わされてはダメ。
「桜花賞」では「NHKマイルC」で牡馬と対等に渡り合ったアスコリピチェーノを下しているだけに、2400mはちょっと長かったのかもしれない。