結果

2023年 12月10日(日)

第75回 阪神ジュベナイルフィリーズ (G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
アスコリピチェーノ 1.32.6 8-8(中団) 33.7
ステレンボッシュ クビ 11-10(中団後ろ) 33.5
コラソンビート 1  1/4 6-5(中団前) 34.1

レースの上り:34.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.6 34.4 12.4 10.7 11.3 12.0 11.8 11.3 11.4 11.7
過去平均 1.33.36 35.1 12.2 10.6 11.4 11.9 12.1 11.3 11.6 12.2
-0.7 0.2 0.1 -0.1 0.1 -0.3 0.0 -0.2 -0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半800mは若干緩いが、後半は残り800mから早くも加速が始まっているので、瞬発力だけではなく、SPの持続力がなければ上位には来れないだろう。

しかし上位2頭は、そんな流れの中、終いの脚も良い脚を使っている。

SPの持続力と瞬発力を兼ね備えた上位2頭は、今後の活躍に期待が持てそう。

3着馬は残り200mで甘くなったが、その原因は距離なのか? 急坂なのか?


回顧

1着は3番人気のアスコリピチェーノ。

道中は中団馬群の中、8番手を追走。

4角も8番手の中で直線に向くと、直線は馬群の真ん中から追い上げに入り、コラソンビートと一緒に伸びてきて、坂下で逃げ粘るシカゴスティングを射程圏に捉えると、ゴール前では内から伸びてきたステレンボッシュの強襲をクビ差抑えてゴール。

中団から素晴らしい伸びを見せての快勝。

この流れを中団にポジションを取っての33.7秒の脚なら評価できる。

クラシック戦線に期待が膨らむ。

アスコリピチェーノの分析

 

2着は5番人気のステレンボッシュ。

道中は中団のやや後ろ、11番手の中、直前に勝ち馬を見るかたち。

4角も10番手、直前に勝ち馬を見るかたちで直線。

直線も勝ち馬の直後から伸びてくるが、勝ち馬も簡単には抜かせない。

しかし坂の上りでは一完歩ずつその差を詰めて行って勝ちまに迫るが、クビ差届かずの2着。

この馬も良い伸びを見せた。

クビ差の2着ながら、この流れで33.5秒の脚なら及第点。

クラシック戦線に望みを繋いだ。

ステレンボッシュの分析

 

3着は2番人気のコラソンビート。

道中は中団の前、6番手の外目を追走。

4角は5番手の外で直線に向き、直線は勝ち馬と併せ馬の状態で伸びてきたが、坂の上りで脚色が悪くなった。

鞍上は距離が微妙とコメントしているが、4着には3馬身差をつけている。

直線急坂に課題がある可能性もある。

 

1番人気のサフィラは4着。

道中は中団の後ろ、11番手あたり、2着馬の真横。

4角は10番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入るが、上位馬に比べて脚色は劣勢。

4角で大外を回した距離ロスがあったとしても、やはり脚色は鈍かった。