レガレイラのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

レガレイラの前走

23/12/28 ホープフルS(G1)

中山 芝2000m(内)良

着順:1着(2.00.2・-0.1差)

騎手:ルメール(55キロ)

スタート一息で道中は後方14番手

3角手前あたりでジワジワと上がって行って、4角は10番手の大外近くで直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の上りで前馬まとめて交わしてゴールした。

ゴール前はまだ少し余裕があったような感じで、牝馬が初めて「ホープフルS」を制した。

SPの持続力に加えて、なかなかのスタミナ、パワーがありそうな走り。

2023年 ホープフルS(G1)のラップ分析&回顧

24/4/14 皐月賞(G1)

中山 芝2000m(内)良

着順:6着(1.57.6・0.5差)

騎手:北村宏司(55キロ)

スタートは五分だったが、横の馬に寄られる感じで行き脚を削がれて後方からになる。

道中は後方14番手から、4角も後方から大外を回して直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入るが、0.5差の6着まで。

レースの上りがそこそこかかったとはいえ、今日の芝状態では、4角あの位置取りからではノーチャンス。

また、上りはメンバー最速の33.9秒を出してはいるが、この馬、どちらかと言えば末脚で勝負する馬ではないのかも。

2024年 皐月賞(G1)のラップ分析&回顧

24/5/26 東京優駿(G1)

東京 芝2400m 良

着順:5着(2.25.0・0.7差)

騎手:ルメール(55キロ)

道中は中団の後ろ後方寄り、11番手の内を追走。

4角は13番手の最内で直線に向き、直線は馬群の大外に進路を取って追い上げを計るが、0.7差の5着まで。

メンバー最速33.2秒の末脚を出してはいるが、今回は展開が向かなかった。

2024年 東京優駿(日本ダービー・G1)のラップ分析&回顧


レガレイラの脚質

先行押し切り、中団あたりで終いの脚を生かす競馬。

出遅れが多くスタートは課題。

しかしスタートさえ五分に出られれば、SPの持続力、スタミナ、パワーはなかなかありそう。

半面、2戦目の「アイビーS」では勝ち馬にキレ負けしたような印象。

今後、キレ味、瞬発力勝負になってどうか?


レガレイラの血統背景

父はスワーヴリチャード(サンデー系ハーツクライ/大阪杯、JC、金鯱賞、アルゼンチン共和国杯、共同通信杯)。

母の父はハービンジャー(ND系デインヒル)。

ハービンジャーは欧州で走り、2010年のキングジョージⅥ世&QES(G1)で勝利。主戦場は芝のクラシックディスタンス。