結果

2022年 3月20日(日)

第71回 スプリングS(G2)

中山競馬場 芝1800m 稍重

3月20日(日)中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ビーアストニッシド 1.48.4 1-1-1-1(逃げ) 35.3
アライバル 1.48.4 ハナ 2-2-2-2(先行) 35.1
サトノヘリオス 1.48.6 1  1/4 8-7-7-6(中団) 34.8

レースの上り:35.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.48.4 35.3 12.9 11.6 12.2 12.1 12.0 12.3 12.0 11.3 12.0
過去平均 1.48.44 35.8 12.6 11.6 12.0 12.4 12.1 12.0 12.1 11.7 12.1
-0.5 0.3 0.0 0.2 -0.3 -0.1 0.3 -0.1 -0.4 -0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半は稍重なりのスロー。

Lap6の12.3秒で脚が溜まり、Lap8では11.3秒の加速。

スローの前残りの色合いが強いレース。

稍重馬場で、道中控えた差し馬の差し脚が鈍ったのも前が残れた要因の一つ。

それだけに、中団から追い上げたサトノヘリオスの末脚は、やはり一目置く必要はある。


回顧

1着は5番人気のビーアストニッシド。

1枠1番からハナを切る。

道中はマイペースのラップを刻み、4角も2番手アライバルに1馬身の差をつけて直線。

直線も馬場の内目を軽快に飛ばし続け、坂の上りでもまだ脚色は衰えない。

ゴール前やや苦しくなったが、アライバルの猛追をハナ差抑えてゴール。

前につけるとしぶといところはしっかりと示した。

ビーアストニッシドの分析

 

2着は2番人気のアライバル。

外枠12番から先行策。

道中はビーアストニッシドの2番手を追走。

4角も2番手で直線に向くと、逃げるビーアストニッシドを懸命に追うがその差は詰まらない。

ゴール前、ビーアストニッシドが若干苦しくなったところで差を詰めて行くが、ハナ差届かずの2着。

先行策がハマった感じ。

切れる脚はあまり期待できないようなので、戦法としてはこの方がいいかも。

ハナ差は外枠と最内枠を考えれば互角。

アライバルの分析

 

3着は6番人気のサトノヘリオス。

道中は中団7番手の内を追走。

4角は6番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目、狭いところを抜け出して来るが、ゴール前はおよそ1馬身届かずの3着。

4角、そして直線と、少し窮屈だったことは確かだろう。

中団の位置取りからよく追い上げてはいる。

叩いてからの本番に希望をつなげた。

サトノヘリオスの分析

 

1番人気のアサヒは11着。

スタートでまたしても痛恨の出遅れ。

行き脚がつかず序盤は最後方からの競馬。

権利を取るためにはそこでじっとしているわけにもいかず、向正面で動いて行って、3角9番手の外、4角も9番手の大外を回して直線。

直線は馬群の外目から追い上げを計るが、坂の上りで一杯かげん。

まあ仕方がない。

アサヒの分析

 

3番人気のソリタリオは10着。

道中は中団のやや後ろ、9番手あたりを追走。

3角では後方11番手に順位を落とし、4角も11番手の外で直線。

直線は馬群の後方から追い上げを計るが、良い脚は出せず。

距離というより、道中進んで行かなかったということなので、考えられることは右回り? もしくは稍重の馬場?

ソリタリオの分析