結果
第114回 京都記念(G2)11頭
阪神競馬場 芝2200m(内)良
クッション値:9.6(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ラヴズオンリーユー | 2.10.4 | 4-4-4-3(先行) | 34.7 | |
② | ステイフーリッシュ | 2.10.6 | 1 1/4 | 2-2-2-1(先行) | 35.2 |
③ | ダンビュライト | 2.10.7 | 1/2 | 3-3-3-2(先行) | 35.1 |
レースの上り:35.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 |
2.10.4 | 35.0 | 12.3 | 10.8 | 11.8 | 12.3 | 12.1 | 11.9 | 12.0 | 12.2 | 11.3 | 11.5 | 12.2 |
今年の「京都記念」は阪神開催。
阪神の2200mはそもそも施工されるレースが少なく、3歳OPの「すみれS」か、古馬のG1「宝塚記念」だけ。
3歳のOPと古馬のG2を比較するわけにも行かず、「宝塚記念」とは施工時期が違い過ぎて馬場状態も大きく異なり比較にならない。
そう言いうわけで今回は、比較対象のレースは掲載しない。
レース序盤はハッピーグリンがそこそこのラップを刻んで逃げる展開。
2番手にステイフーリッシュがつけていたが、3番手以降は大きく離れた。
前半1000m通過は59.3秒だが、2番手から3番手までは6~7馬身、3番手から4番手はさらに3~4馬身開いていた。
しかし残り1000mを過ぎたあたり(Lap6)からその間隔は徐々に狭くなり、3~4角では馬群は凝縮。
残り600mあたりで2番手のステイフーリッシュが先頭に立つと各馬一斉にスパートを開始。
Lap9で11.3秒を計時したあとは、11.5秒、12.2秒とやや消耗戦の様相を呈してゴール。
序盤から前で踏ん張り、中盤楽をしたステイフーリッシュと、中盤までは楽をしたが、後半はロングスパートを強いられた3番手以降の馬。
総じて今年の「京都記念」は、スピードの持続力が求められたレースとなったが、開幕週の阪神競馬場、前有利の傾向は少なからずあった。
回顧
1着は1番人気のラヴズオンリーユー。
道中は4番手、4角は3番手で直線に向くと、先に抜け出していたステイフーリッシュをゴール前できっちり捉えてゴール。
走破時計はくしくも昨年このコースで行われた「エリザベス女王杯」で2着に入ったときと同じ2.10.4。
あのときよりも、よりスピード持続傾向に振れた今回のレース。
展開と面子を考えても、ここは力量通りの勝利だろう。
⇒ラヴズオンリーユーの分析
2着は3番人気のステイフーリッシュ。
道中は2番手。
残り600mで先頭に立ってそのまま押しきりを計ったが、ゴール前でラヴズオンリーユーに交わされて2着。
この馬の競馬は出来ているが、前半少し突っ込み過ぎた分、最後の最後で甘くなったか。
⇒ステイフーリッシュの分析
3着は6番人気のダンビュライト。
道中離れた3番手から、4角は2番手で直線に向いたが、最後は前を行くステイフーリッシュを捉えきれずに3着。
展開としてはこの馬向きだが、最後ステイフーリッシュを捉えきれないあたりがこの馬の実力。
⇒ダンビュライトの分析
2番人気のワグネリアンは5着。
道中は後方9番手で、勝負どころで順位を上げて、4角は6番手で直線に向くが、良い脚は出せずに5着まで。
後方に構えて、終いの伸びもイマイチ。
やはり手術明けの影響はあっただろうが、コースや展開も今回は向かなかった。
⇒ワグネリアンの分析