結果
第58回 愛知杯(G3・ハンデ)
中京 芝2000m 良
クッション値:10.2(やや硬め)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | マジックキャッスル | 1.58.7 | 11-11-10-8(中団後) | 35.4 | |
② | ランブリングアレー | 1.58.7 | クビ | 8-9-9-8(中団) | 35.4 |
③ | ウラヌスチャーム | 1.59.2 | 3 | 17-17-17-18(後方) | 35.2 |
レース上り:36.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.58.7 | 36.4 | 12.3 | 10.2 | 11.8 | 12.0 | 11.6 | 11.8 | 12.6 | 12.3 | 12.0 | 12.1 |
過去平均 | 2.00.25 | 35.2 | 12.6 | 11.4 | 12.6 | 12.4 | 12.0 | 12.1 | 12.1 | 12.1 | 11.4 | 11.7 |
差 | 1.3 | -0.3 | -1.2 | -0.8 | -0.4 | -0.4 | -0.3 | 0.5 | 0.2 | 0.7 | 0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))
逃げたい馬が3頭いて、それらがハナを競うかたちになって序盤から中盤にかけてペースは上がった。
前半1000mが57.9秒だから、これは速い。
4番手以降はこの先頭3頭から7~8馬身は離れていたので、ペース的には平均よりやや速いと言った感覚だろう。
先頭3頭は、3~4角中間あたりでガクっとペースを落としたので、4角あたりでは後続との差が一気に縮まる。
直線に入って先頭3頭はそれぞれ脱落して行って、先頭に立っていたディアンドルが残り200m手前で一杯。
そこからスッと抜け出したのは道中は中団で脚を溜めていたランブリングアレー。
しかし道中は中団の後ろ目にいたマジックキャッスルも馬場の外目から一気の追い込み。
ゴール前はもつれたが、マジックキャッスルがランブリングアレーをクビ差交わしてのゴールとなった。
3着には最後方から、マジックキャッスルのさらに外目から脚を伸ばしたウラヌスチャーム。
芝の傾向としては、この日の午後あたりから外差しが決まり出してきたような印象。
レースとしては、逃げたディアンドルが残り200mまで粘っているので、上りは36.4秒とかかってはいるが、後続の馬にとっては、やや速めのミドルペース、スタミナと瞬発力が求められたレースとなった。
回顧
1着は2番人気のマジックキャッスル。
このクラスでこのハンデなら、これくらいは走って当然。
ただ、先週までの内有利の馬場状態なら、差し届かなかった可能性は高いが・・・。
⇒マジックキャッスルの分析
2着は6番人気のランブリングアレー。
道中は中団だが、離して逃げた前3頭を除いたら、先団の好位につけていたのと同等。
直線、逃げ粘るディアンドルが一杯になったろころをスッと交わして先頭に立ち、そのまま押し切るかと思われたがマジックキャッスルにクビ差交わされての2着。
先週までの馬場なら1着もあっただろう。
こういう持久力系に振れたレースではやはり強い。
⇒ランブリングアレーの分析
3着は8番人気のウラヌスチャーム。
道中ほぼ最後方から直線一気の追い上げ。
やはりこの馬、左回りでは凡走は少ないが、外差し馬場も有利に働いた感じ。
2着とは3馬身離されているので、それほど価値ある3着でもないが。
⇒ウラヌスチャームの分析
1番人気のセンテリュオは11着。
道中は後方からだが、直線では脚を出せなかった。
外差しが決まりはじめていたので、いつものこの馬の脚ならそこそこ食い込めただろうが、プラス10キロはやはり重かったか?
あとはペース、左回りなどが敗因の可能性として考えらえる。
⇒センテリュオの分析
3番人気のサトノダムゼルは7着。
道中は4番手ながら直線では粘れず。
ペースも馬場もこの馬向きだったように思うが・・・。
やはり距離か?
⇒サトノダムゼルの分析