2020年4月11日【ニュージーランドT】終了時点までのデータをもとに、ウイングレイテストの好走パターンを分析。
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ウイングレイテストの距離適性
ウイングレイテストはこれまでに芝1400m~芝1800mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1400m(0-0-0-1)
- 芝1600m(0-2-1-1)
- 芝1800m(1-0-0-0)
どのあたりが適距離なのかはまだ計りかねるが、1400mは忙しそう。
ウイングレイテストの脚質
前目のポジションから押し切ったり、後方から差してみたりと多彩な決め手を出しているが、基本的には前々から押し切る競馬がいいのではないか。
後ろからの差し脚は、内回り、小回り向きの差し脚で、キレッキレの瞬発力勝負には向かないという印象。
ウイングレイテストのコース適正
ウイングレイテストの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 福島(1-0-0-0)
- 東京(0-1-0-0)
- 中山(0-0-1-0)
- 中京(0-0-0-1)
- 京都(0-1-0-0)
- 阪神(0-0-0-1)
直線が長すぎるとダメか?
東京の2着は「新馬戦」の重馬場。
ウイングレイテストの持ち時計(ベストタイム)
ウイングレイテストの持ち時計は次の通り;
- 芝1400m:1.22.2 6着(中京)
- 芝1600m:1.33.1 3着(中山)
- 芝1800m:1.52.2 1着(福島)
高速馬場も内回り、小回りなら対応可能。
ウイングレイテストの重馬場適正
ウイングレイテストの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 重(1-1-0-1)
道悪は歓迎。
ウイングレイテストの鉄砲実績(休み明け)
ウイングレイテストの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-1-0-1)
ウイングレイテストの評価
距離は1600m~1800m、まだ走っていなが2000mくらいまでは守備範囲ではないか。
脚質的には前々から押し切る競馬をメインにしつつも、差す競馬なら、小回り、内回り向きの末脚なら出せる。
上り勝負には向かない。
道悪は歓迎。
ウイングレイテストの近走診断
19/12/15 朝日杯FS(G1)
阪神 芝1600m 良 16頭
着順:9着(1.34.3・1.3差)
騎手:松岡正海(55キロ)
道中は中団の前。
ペースがかなり速くなり、最後の直線では坂を上り切ったあたりで力尽きた。
持てる力は出している。
現状ではここまでの力。
20/3/14 ファルコンS(G3)
中京 芝1400m 重 18頭
着順:6着(1.22.2・0.9差)
騎手:ミナリク(56キロ)
道中は中団の内。
4角も中団の内から直線。
直線も内を突いて伸びかけるが、ゴール前で脚色が鈍くなって6着。
1400mちょっとは忙しそう。
20/4/11 ニュージーランドT(G2)
中山 芝1600m 良 16頭
着順:3着(1.33.1・0.1差)
騎手:横山武史(56キロ)
大外16番から、無理せずに後方にポジションを取る。
3~4角では勝ったルフトシュトロームと同じように馬群の外目を進出して行くが、4角では外に振られる不利。
直線は馬場の外目をルフトシュトロームとの併せ馬で猛追するが、坂で置かれて半馬身及ばず。
道中のペースはそこそこ速く、上位3頭も追い込み勢が占めていることから、展開が向いた感はあるが、時計も優秀で、4角の不利がなければ2着もあったかも。
ウイングレイテストの次走
次走は東京競馬場 芝1600mで行われる「NHKマイルカップ(G1)」。
東京コースが向いているようには思えない。