2021年6月27日【宝塚記念】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ユニコーンライオンの好走パターンを分析。(ダート競争は除く)
Contents
ユニコーンライオンの距離適性
ユニコーンライオンはこれまでに芝1600m~芝3000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(0-1-1-2)
- 芝1800m(3-1-0-2)
- 芝2000m(2-0-0-1)
- 芝2200m(0-1-0-0)
- 芝2400m(0-0-0-1)
- 芝3000m(0-0-0-1)
適距離としては中距離。
ユニコーンライオンの脚質
逃げ、先行押し切り型。
中団あたりから終いを伸ばすこともあるが、キレる脚があるわけではない。
ここ数戦でそこそこ力を付けてきている印象はあるが、「鳴尾記念」「宝塚記念」の好走は、流れが向いた感は否めない。
この先OPクラスで、締まった流れになってどうか?
ユニコーンライオンのコース適正
ユニコーンライオンの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(0-0-0-1)
- 函館(2-0-0-0)
- 福島(未)
- 新潟(1-0-0-0)
- 東京(未)
- 中山(0-0-0-1)
- 中京(1-0-0-0)
- 京都(1-2-0-2)
- 阪神(0-1-1-4)
- 小倉(未)
重い、軽いで言えば、当然重い芝の方が良い。
ユニコーンライオンの持ち時計(ベストタイム)
ユニコーンライオンの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.33.3 3着(阪神)
- 芝1800m:1.47.5 2着(京都)
- 芝2000m:2.00.7 1着(中京)
- 芝2200m:2.11.3 2着(阪神)
- 芝2400m:2.27.8 5着(阪神)
- 芝3000m:3.08.7 15着(京都)
速い時計には向かない感じ。
ユニコーンライオンの重馬場適正
ユニコーンライオンの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-0-1-3)
- 重(未)
- 不良(未)
道悪は基本的にはこなすと思うが・・・。
ユニコーンライオンの鉄砲実績(休み明け)
ユニコーンライオンの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(1-0-1-1)
叩いてからは;
- 2戦目(2-0-0-0)
- 3戦目(1-0-0-1)
- 4戦目(0-1-0-1)
- 5戦目~(0-1-0-3)
ユニコーンライオンのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(3-3-0-1)
- 中3~5週(0-0-0-3)
- 中6~8週(0-0-0-3)
間隔を詰めてきたときの好走が目立つ。
ユニコーンライオンの枠順適正
ユニコーンライオンの枠番別着度数は;
- 1~4番(1-1-0-6)
- 5~9番(3-1-0-1)
- 10~14番(1-1-0-0)
- 15~18番(0-0-1-1)
ユニコーンライオンの季節別着度数
- 12~2月(冬):(1-2-0-2)
- 3~5月(春):(1-0-1-3)
- 6~8月(夏):(3-1-0-1)
- 9~11月(秋):(0-0-0-2)
夏場は好きそう。
ユニコーンライオンの斤量別着度数
- 54キロ(2-0-1-0)
- 55キロ(0-0-0-2)
- 56キロ(2-2-0-4)
- 57キロ(1-0-0-2)
- 58キロ(0-1-0-0)
ユニコーンライオンの好走体重
3着以内の体重は;
- 510~544キロ
ユニコーンライオンの血統背景
ユニコーンライオンは外国産馬。
父はノーネイネヴァー(ND系ストームキャット)。
ノーネイネヴァーは米国で走り、芝、ダートの短距離で活躍。芝の1200mのG1で勝利を挙げている。
母の父はハイシャパラル(ND系サドラーズウェルズ)。
ハイシャパラルは欧州で走り、芝のG1を6勝。主要距離は芝の1600m~中距離、2400m。
ユニコーンライオンの近走
21/6/5 鳴尾記念(G3)
中京 芝2000m 良
着順:1着(2.00.7・-0.6差)
騎手:坂井瑠星(56キロ)
3枠3番からハナを切り、まさにマイペースの逃げで後続の追随を許さず、3馬身半突き放しての圧勝。
こんなペースで逃げることが出来たのが最大の勝因。
それ以上でもそれ以下でもない。
21/6/27 宝塚記念(G1)
阪神 芝2200m(内)良
着順:2着(2.11.3・0.4差)
騎手:坂井瑠星(58キロ)
【レース前寸評】
前走の重賞勝ちはフロック的な要素が強く、ここでも同じような走りができるかと言えば、それはいささか疑問。
【結果】
絶好枠1枠1番からハナを切り。
いわゆるマイペースの逃げで直線に向き、直線はクロノには交わされたものの、レイパパレとの追い比べは制して2着。
前走に引き続き、今回も流れが向いた感はある。
ハナ争いも、レイパパレが競りかけず楽に行けた。
最後の追い比べも、レイパパレはやはり距離に不安があったのだと思う。
力をつけていることは確かだが、この2着を強い2着だと評価するのはまだ早いと思う。
(この後、1年間の休養のあと、ダートの「プロキオンS」に使われて、5.6差の殿負け)
次走情報
次走は8月21日(日)、札幌競馬場 芝2000mで行われる「札幌記念(G2)」に登録がある。