ユーバーレーベンのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ユーバーレーベンのここまでの走り
20/6/14 2歳新馬
東京 芝1800m 不良
着順:1着(1.52.6・ハナ差)
騎手:戸崎圭太(54キロ)
出遅れて後方からの競馬になるが、二の脚で中団あたりまで順位を上げる。
4角は4番手で直線に向き、直線は内で粘るグアドループをゴール前ハナ差交わしてゴール。
【期待される能力】
- 道悪適正
20/9/5 札幌2歳S(G3)
札幌 芝1800m 良
着順:2着(1.48.2・クビ差)
騎手:戸崎圭太(54キロ)
スタート出遅れて最後方からの競馬。
レース展開は序盤からハイラップで飛ばす締まった流れ。
ユーバーレーベンは向正面残り800m手前あたりから進出を開始し、3角は5番手、4角は3番手で直線に向く。
直線は先に抜け出していたソダシをゴール前一完歩ずつ追い詰めて行くが、クビ差届かず2着。
出遅れはしたものの、向正面からかなり長く良い脚を使っている。
レコード結着にクビ差なら上出来。
【期待される能力】
- スピード持続力
- スタミナ
20/10/31 アルテミスS(G3)
東京 芝1600m 良
着順:9着(1.35.7・0.8差)
騎手:柴田大知(54キロ)
スタートはほぼ五分に出たが、向正面でゴチャついて進路がうまく定まらなかった感じ。
そうこうしているうちに位置取りは後方14番手。
内に閉じ込められるようなかたちで、得意のマクリにも行けない状況。
結局4角も14番手の内で直線に向き、直線はジワジワと伸びては来ているが、時すでに遅し。
今回はちょっとチグハグな競馬。
参考外でも良いだろう。
ユーバーレーベンの脚質
スピードの持続力やスタミナはそこそこ高いレベルにある感じ。
課題はスタートだが、スタートさえ五分に出ればそこそこ走ってきそう。
瞬発力勝負は不向き。
ユーバーレーベンの血統背景
父はゴールドシップ(サンデー系ステイゴールド)。
母の父はロージズインメイ(ヘイロー系)。
ロージズインメイは米国、ドバイで走りダートG1を2勝。主戦場はダートの中距離。
ユーバーレーベンの次走
次走は12月13日(日)、阪神競馬場、芝1600m(外)で行われる2歳牝馬の頂点を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)」。
前走は度外視できる内容。
スタート五分で、締まった流れになれば、そこそこやれそう。