ショックアクションのキャリアはまだ5戦だけなので、近走のみを振り返る。

ショックアクションのここまでの走り

20/7/18 2歳新馬

阪神 芝1400m(内)良

着順:3着(1.25.4・0.8差)

騎手:小崎綾也(54キロ)

8枠16番から押して押して先団2番手。

4角では早くも先頭に立ち、直線に入って抜け出しを計るが、坂の上りで外から来た2頭に交わされて3着。

外枠から先団につけ、道中は終始外目を回っていた。

坂での失速はそのためだろう。

まずまずの競馬はしていると思う。

20/8/8 2歳未勝利

新潟 芝1600m(外)稍重

着順:1着(1.35.3・-0.7差)

騎手:福永祐一(54キロ)

8枠17番からスタート良く先団の4番手あたりにつける。

雨の降る稍重馬場にしてはペースは流れた。

4角4番手で直線に向き、残り200mで抜け出してくると、あとは後続を突き放して4馬身差のゴール。

なかなかの先行力。道悪も巧そう。

【期待できる能力】

  • 先行力
  • 道悪適正

20/8/30 新潟2歳S(G3)

新潟 芝1600m(外)

着順:1着(1.34.6・-0.3差)

騎手:戸崎圭太(54キロ)

大外11番から先団に取り付こうとするが、ペースが速いと見たか、道中はそれほど無理はせず中団の前あたり。

4角は5番手で直線に向き、直線は残り200mで先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。

逃げ馬が大逃げを打ったが、後半は全体のペースもそこそこ流れた。

ショックアクションの上りは34.1秒とまずまず。

乾いた良馬場でも力を出せるところを示した。

20/12/20 朝日杯FS(G1)

阪神 芝1600m(内)良

着順:13着(1.33.9・1.6差)

騎手:戸崎圭太(55キロ)

道中は好位の3~4番手の内。

4角も4番手で直線に向くが、直線の途中ではすでに後続に呑み込まれた。

休み明け+10キロで、しかも速い流れの先団。

ちょっとショックが強すぎたか?

2020年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧

21/3/20 ファルコンS(G3)

中京 芝1400m 良

着順:10着(1.21.1・頭)

騎手:戸崎圭太(57キロ)

外枠から道中は中団の後ろ。

4角も中団の後ろ、10番手で直線に向くが、見せ場は作れず。

2021年 ファルコンS(G3)のラップ分析&回顧


ショックアクションの脚質

前目で押し切る競馬も可能だが、末脚もそこそこ出せそう。

ただ、速い芝への対応力は微妙。

重い芝、上りのかかる展開で浮上か?


ショックアクションの血統背景

父はグレンイーグルス(ND系サドラーズウェルズ)。

グレンイーグルスは主に欧州で走り、芝の7F(約1400m)、8F(約1600m)のG1で4勝を挙げた。

母の父はファストネットロック(ND系デインヒル)。

ファストネットロックは豪州で走り、芝の1000~1200mで活躍(G1は2勝)。

次走、NHKマイルC (G1)に向けて

次走は5月9日(日)、東京競馬場 芝1600mで行われる「NHKマイルC(G1)」。

まだ力不足だろう。

 

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