サリオスはまだ5戦のキャリアだけなので、近走だけをふり返る。

サリオスのここまでの走り

19/6/2 2歳新馬 8頭立て

東京 芝1600m 良

着順:1着(1.37.1 -0.3差)

騎手:レーン(54キロ)

8頭立ての5番手からの競馬。

直線残り200mで抜け出すと、あとはほぼ馬なりで余裕のゴール。

2着馬に2馬身、3着馬に9馬身つける圧勝。

レース内容は超スローの上りだけの競馬だが、圧倒的な瞬発力を見せつけた。

19/10/5 サウジアラビアカップRC(G3) 9頭立て

東京 芝1600m 良

着順:1着(1.32.7 -0.2差)※レコード

騎手:石橋脩(55キロ)

時計の出る馬場状態、出たなりの3番手で追走。

新馬戦と比べると一気にペースもアップしていたが、3番手を楽に追走し、直線は残り300mあたりから2着に入ったクラヴァシュドールと併せ馬の状態で伸びてくる。

ゴール前、追いすがるクラヴァシュドールを1馬身1/4離してゴール。

上りは最速33.1秒でレコードタイムのおまけつき。

3番手追走でこの上り。

とてつもない瞬発力。

19/12/8 朝日杯FS(G1) 16頭立て

阪神 芝1600m(外) 良

着順:1着(1.33.0 -0.4差)

騎手:ムーア(55キロ)

今走も3番手だが、逃げたビアンフェが刻むペースが桁外れに速かった。

それでも残り300m付近で先頭に並びかけると、残り200mの急坂で一気に抜け出し、あとは後続に2馬身半つける圧勝劇。

前走のとてつもない瞬発力に加えて、今走ではとてつもないスタミナとパワー。

これは相当に強い。

20/4/19 皐月賞(G1)

中山 芝2000m 稍重 18頭

着順:2着(2.00.8・0.1差)

騎手:レーン(57キロ)

道中は中団の前、4~5番手。

4角も4番手で回って、直線入口では早くも先頭に立ち抜け出しを計るが、後方から追い込んで来たコントレイルと坂下から馬体を併せての激しい追い比べ。

結果、ゴール前で半馬身及ばずの2着。

3~4角で馬場の悪い内目を走ったサリオスに対して、馬場の荒れていない大外を回したコントレイル。

どちらも一長一短あるだけに、サリオスに不利な展開だったとは言い難い。

ただ道中、離して逃げたキメラヴェリテの位置でサリオスが競馬をしていたら結果はどうだったか?

いつもよりは位置取りが若干後ろだったような気がしないでもない。

 2020年 皐月賞のラップ分析&回顧

20/5/31 日本ダービー(G1)

東京 芝2400m 良

着順:2着(2.24.6・0.5差)

騎手:レーン(57キロ)

道中は中団の外目。

4角も大外を回して直線で追い込んでくるが、先に抜け出したコントレイルとの差は一向に詰まらず。

いつもより位置取りが後ろになった。

あわせて、レースのペースはスロー。

スローの末脚勝負でコントレイルに勝てるわけがない。

12番ゲートと言うこともあっただろうが、どうしてもう少し積極的な競馬ができなかったのか?

持ち味のスタミナがまったく反映されないレースとなった。

2020年 東京優駿(日本ダービー)のラップ分析&回顧

サリオスの脚質

とてつもないパワーとスタミナ、そして瞬発力。

おそらく位置取りはどこからでも競馬はできるのではないか。

しかし「日本ダービー」の結果を見ても、瞬発力勝負では頂点には立てない。

豊富なスタミナ量を生かした、ハイペースでの好位抜け出しがこの馬には一番合っていると思う。

サリオスの次走

次走は10月11日 東京競馬場 芝1800mで行われる「毎日王冠(G2)」。

初めての古馬との一戦。

末脚自慢も多い中、同じような瞬発力勝負では取りこぼす可能性もありそう。

ぜひとも積極的な競馬を期待。

 

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