ルークズネストのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ルークズネストのここまでの走り
20/9/21 2歳新馬
中京 芝1600m 良
着順:2着(1.34.9・0.5差)
騎手:幸英明(54キロ)
大きく出遅れて5馬身くらいの不利。
序盤は最後方から追走していたが、残り800mあたりからスーッと上がって行って、4角では中団8番手あたりまで進出。
直線は馬群の外目から伸びてきて、先頭を走るナムラメーテルに3馬身差の2着まで詰め寄った。
新馬戦としてはペースもそこそこ流れて、上りも止まっているわけではない。
それを5馬身の出遅れからここまで盛り返してくるには、かなりの長く良い脚を使っていた証拠。
スタート五分なら興味深い一頭になる。
【期待される能力】
- SP持続力
20/10/18 2歳未勝利
京都 芝1800m(外)重
着順:5着(1.50.6・1.0差)
騎手:幸英明(55キロ)
またしても出遅れるが、今回は軽傷。
二の脚で先団に取り付いて道中は3番手の外。
4角も3番手で大外を回して直線。
直線は馬群の外目を追い出してくるが、良い脚は使えずに5着まで。
考えられる敗因は、外枠から終始外目を回った距離ロス。
あるいは道悪馬場が合わなかったか?
20/11/15 2歳未勝利
阪神 芝1600m(外)
着順:1着(1.33.6・-0.1差)
騎手:幸英明(55キロ)
今回は五分のスタートで先団に取り付いて道中は3番手。
4角は抜群の手応えでほぼ先頭に並びかける。
直線は馬群の外目から伸びてきて、坂で後続を突き放し、食い下がるリッケンバッカーの追撃も振り切ってゴール。
新馬戦よりも緩い流れを、終い34.0秒でまとめて快勝。
スタート五分ならかなりやれそう。
ルークズネストの脚質
出遅れさえなければ、テンのスピードもそこそこある。
前目の位置に取り付いて、そのまま押し切る競馬が理想だろう。
ペースに関わらず長く良い脚を出せるSP持続型。
ルークズネストの血統背景
父はモーリス(ロベルト系)。
母の父はディープインパクト(サンデー系)。
ルークズネストの次走
次走は1月10日(日)、中京競馬場 芝1600mで行われる「シンザン記念(G3)」。
スタートさえクリアできれば、前目でそこそこ粘ってくるのではないか。