ナイントゥファイブはまだ5戦のキャリアなので、近走だけを振り返る。

ナイントゥファイブの近走

19/12/8 2歳未勝利

阪神 芝1400m 良 15頭 

着順:1着(1.21.3・ハナ差)

騎手:松田大作(54キロ)

7枠13番から2番手に取り付く。

道中はこのクラスとしては締まったペースで流れ、4角も2番手で直線。

直線は逃げるロードベイリーフと激しい追いくらべ。

ゴール前はほぼ同時にゴール板を駆け抜けたが、ハナ差制しての勝利。

時計も優秀。

期待される能力

  • 先行力
  • SP持続力
  • 勝負根性

19/12/22 千両賞(2歳・1勝)

阪神 芝1600m 良 13頭 

着順:4着(1.35.3・0.6差)

騎手:松田大作(54キロ)

5枠7番から道中は4~5番手。

道中のペースはいささか緩め。

4角は4番手で直線に入り、馬場の外目を追い上げてくるが、スローの上り勝負では分が悪かった。

最後まで止まっていないので、距離が長いとは思えないが・・・。

20/3/15 フィリーズレビュー(G2)

阪神 芝1400m 稍重 18頭

着順:3着(1.21.3・0.3差)

騎手:松田大作(54キロ)

3枠6番から2番手に取り付く。

道中は前半800mが45.0秒のハイペース。

4角も2番手で直線に入ると、なかなかバテずに0.3差の3着に粘り込んだ。

稍重馬場のハイペースを2番手から粘り込んだのは好評価。

期待される能力

  • スタミナ
  • パワー
  • 道悪適正

2020年 フィリーズレビュー(G2)のラップ分析&回顧


ナイントゥファイブのここまでの見立て

距離は短距離と見る向きもあるようだが、「千両賞」の4着は、距離で負けたわけではないと思う。

少なくとも1600mまでは持ちそう。

先行力があり、スタミナも豊富なので、締まったペースを押し切るスピード持続型の脚質で持ち味を発揮する。


ナイントゥファイブの次走

次走は阪神芝1600mで行われる、牝馬クラシックの第一戦「桜花賞(G1)」。

切れ味勝負になったら勝ち目はない。

道悪、もしくは締まった流れになったとき、前目にいればチャンス到来。