キングストンボーイのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
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キングストンボーイのここまでの走り
20/8/16 2歳新馬
札幌 芝1800m 良
着順:1着(1.53.0・クビ差)
騎手:ルメール(54キロ)
道中は6頭立ての3~4番手。
4角3番手で直線に向くと、直線はヨレながらも先を行くナックイルシーブをクビ差捉えてゴール。
まだまだ幼い走りだが、能力だけで勝ち上がった感じ。
20/10/10 サウジアラビアRC(G3)
東京 芝1600m 不良 10頭
着順:5着(1.40.7・1.1差)
騎手:ルメール(55キロ)
出遅れて後方からになるが、道中押し上げて8番手あたりを追走。
4角も8番手で直線に向き、そこそこの脚で追い上げるが5着まで。
序盤に出遅れて脚を使った分、最後は甘くなったが止まってはいない。
道悪は走らないと決めつけてはダメ。
20/11/29 ベコニア賞(2歳1勝クラス)
東京 芝1600m 良 10頭
着順:1着(1.35.2・クビ差)
騎手:ルメール(55キロ)
道中は中団。
4角は4番手の外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げて、残り200mで先頭に並びかけると、ゴール前追いすがるステラリアをクビ差凌いでゴール。
走破時計は平均的だが、自身の上りは33.6秒。
そこそこ良い脚は持っていそう。
キングストンボーイの脚質
中団あたりから終いを伸ばしてくる競馬。
終いの脚も確実に繰り出し、走り自体は安定感がある。
キングストンボーイの血統背景
父は2015年の「皐月賞」、「ダービー」を制したドゥラメンテ(ミスプロ系キングマンボ)。
母は2005年の「フェアリーS(G3・芝1400m)、「フィリーズレビュー(G2・芝1400m)」の勝馬ダイワパッション。
母の父はフォーティナイナー(ミスプロ系)
フォーティナイナーは米国で走り、ダートG1を4勝。主戦場はダートの短距離、マイル、中距離。種牡馬としても優秀。
キングストンボーイの半兄には2018年の「皐月賞」馬、エポカドーロ(父はオルフェーブル)。
キングストンボーイの次走
次走は2月14日(日)、東京競馬場 芝1800mで行われる「共同通信杯(G3)」。
ストロングポイントがあまりない代わりに、マイナスポイントもない。相手なりにそこそこ走ってはきそう。