ブルーシンフォニーのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ブルーシンフォニーのここまでの走り
20/6/21 2歳新馬
東京 芝1600m 稍重
着順:1着(1.37.2・-0.2差)
騎手:田辺裕信(54キロ)
スタート出遅れるが、二の脚で追いついて道中は中団から。
緩い流れを中団6~7番手の追走で、4角も6番手で直線。
直線しばらくは馬群の中で身動きが取れず、坂を上り切ったあたりで外出して進路を確保。
そこから馬群の外目を一気に追い上げて先頭集団を差し切った。
緩い流れで、前々の決着でもおかしくなかったが、中団から、それも残り200mまではまったく追えず、正味追ったのはラスト1F。
そこそこのキレ味を持ってそう。
20/8/30 新潟2歳S(G3)
新潟 芝1600m 良
着順:2着(1.34.9・0.3差)
騎手:田辺裕信(54キロ)
序盤は後方。
中盤あたりから各馬が嫌う馬場の悪い内目を通って進出。
4角3番手で直線に向き、直線は馬場の外目から追い込んで来るが、残り200mでショックアクションに交わされる。
しかしそこからズルズルとは行かず、しっかり粘って2着は確保。
仕掛けが早かった分、終いが甘くなったのだろう。
しかし、そこそこ締まった流れを、馬場の悪い内目を通って早めの進出、それで2着に粘ったあたり、力はありそう。
20/11/7 京王杯2歳S(G2)
東京 芝1400m 良
着順:8着(1.22.7・0.9差)
騎手:田辺裕信(55キロ)
大外18番から出遅れて、道中は後方。
終始外々を回るかたちで4角も後方、大外を回して直線。
直線は馬群の大外から追い上げを計るがダメ。
しかし自身としては前走以上の脚は使っている(前走34.8秒、今走34.4秒)。
脚が出せなかったと言うより、キレる脚がないのかもしれない。
ブルーシンフォニーの脚質
ここまでの走りでは、キレ味というよりスピード持続力型の馬のように見える。
切れる脚はないが、良い脚を長く使えそうな感じ。
なので、後ろからでは厳しい。
前々に張るか、捲って行くか、いずれにしても持久力で勝負したい。
ブルーシンフォニーの血統背景
父はスクリーンヒーロー(ロベルト系)。
母の父はコマンズ(ND系デインヒル)。
コマンズは豪州で走り、芝の短距離~マイルで活躍。
ブルーシンフォニーの次走
次走は1月10日(日)、中京競馬場 芝1600mで行われる「シンザン記念(G3)」の予定。
締まった流れで浮上しそう。