2019年12月8日【香港マイル】終了時点までのデータをもとに、アドマイヤマーズの好走パターンを分析していきます。

アドマイヤマーズの距離適性

アドマイヤマーズはこれまでに、芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1600m(6-0-0-1)
  • 芝1800m(0-1-0-0)
  • 芝2000m(0-0-0-1)

1600がベスト、1800mはギリギリってところか?

アドマイヤマーズのラップ分析

18/6/30 2歳新馬 中京芝1600m

着順:1着(ハナ差)騎手:M・デムーロ(54キロ)

ラップタイム(上り:33.7)

  • 12.9 – 11.7 – 12.8 – 13.4 – 13.2 – 12.0 – 10.7 – 11.0

同コース同条件良馬場平均(過去9走)(上り平均:35.4)

  • 12.7 – 11.9 – 12.3 – 12.3 – 12.5 – 12.1 – 11.5 – 11.8

平均と比べてかなり遅い展開。

アドマイヤマーズは中団からの差し切り勝ち。

上がりは33.3秒。

順当な勝ち上がりだが、レース内容、時計は平凡。

18/7/21 中京2歳S(オープン)中京芝1600m

着順:1着(-0.5差)騎手:M・デムーロ(54キロ)

ラップタイム(上り:35.2)

  • 12.3 – 11.3 – 11.6 – 12.0 – 12.3 – 11.8 – 11.4 – 12.0

同コース同条件良馬場平均(過去3走)(上り平均:35.2)

  • 12.6 – 11.4 – 11.8 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 11.4 – 12.0

ほぼ平均的なラップを刻んだ。

アドマイヤマーズは先団に取り付いて、直線では馬場の外目から鮮やかな差し切り。

最後は抑える余裕も見せて3馬身差。

レースの内容はともかく、この世代では抜けている印象を与えた一戦。

18/11/10 デイリー杯2歳S(G2)京都芝1600m

着順:1着(-0.1差)騎手:M・デムーロ(55キロ)

ラップタイム(上り:33.9)

  • 12.6 – 11.8 – 12.4 – 12.7 – 12.0 – 11.6 – 10.8 – 11.5

デイリー杯2歳Sの良馬場平均(過去7走)(上り平均:34.6)

  • 12.3 – 11.1 – 11.8 – 12.4 – 12.2 – 11.8 – 11.3 – 11.5

半分の800mまでがかなり遅く、3角の坂を下りるくらいから徐々に加速して上り勝負の展開。

アドマイヤマーズは逃げる競馬。

マイペースで逃げたあと、直線は番手で追走していたメイショウショウブとの追い比べも、ゴール前でスッと伸びたアドマイヤマーズに軍配。

着差以上に余裕があった。

18/12/16 朝日杯FS(G1)阪神芝1600m

着順:1着(-0.3差)騎手:M・デムーロ(55キロ)

ラップタイム(上り:34.4)

  • 12.7 – 10.9 – 11.7 – 12.4 – 11.8 – 11.3 – 11.2 – 11.9

朝日杯FS(阪神開催)良馬場平均(過去3走)(上り平均:34.4)

  • 12.6 – 10.9 – 11.6 – 12.4 – 12.4 – 11.6 – 11.0 – 11.8

前半800mはほぼ平均。ちょうど中間から加速しはじめてゴールまで。

アドマイヤマーズは道中は3番手を追走。

後半徐々に差を縮め、直線入口では先頭に立つ。

そこからグランアレグリアとの追い比べ。

外からクリノガウディーの気配を察すると、ゴール前はグンともうひと伸びで2馬身つける快勝。

長く良い脚、抜かせない本能、勝負根性はかなりのもの。

19/2/10 共同通信杯(G3)東京芝1800m

着順:2着(0.2差)騎手:M・デムーロ(57キロ)

ラップタイム(上り:33.3)

  • 13.1 – 11.7 – 12.3 – 12.4 – 12.0 – 12.0 – 11.2 – 11.0 – 11.1

共同通信杯の良馬場平均(過去8走)(上り平均:34.2)

  • 12.9 – 11.4 – 12.0 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 11.4 – 11.2 – 11.6

序盤600mまではちょっとゆったりとした流れだが、残り1000m付近から徐々に加速。上り3Fは33.3秒とかなり速い上りを計時。

スピード持続力と瞬発力が問われたレース。

前半が遅く、後半にかけて徐々に加速していく展開は、距離こそ違うが前走、前々走も同じ展開。

今走も逃げたアドマイヤマーズは得意の展開に持ち込もうとするが、直線半ばでダノンキングリーに捕まり、0.2差先着を許した。

直線でダノンキングリーに交わされる場面も、さほど抵抗することなく交わされていることから、1F長いのではないかとも思うが、3着馬には4馬身の差をつけており、平均的なレベルには十分足りていることは確か。

19/4/14 皐月賞(G1)中山芝2000m

着順:4着(0.4差)騎手:M・デムーロ(57キロ)

ラップタイム(上り:34.7)

  • 12.3 – 10.5 – 12.0 – 11.8 – 12.5 – 12.1 – 12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.4

皐月賞の良馬場平均(過去5走)(上り:35.2)

  • 12.2 – 10.8 – 11.8 – 11.7 – 12.4 – 12.1 – 12.1 – 11.8 – 11.6 – 11.8

ペースとしては、序盤はほぼ例年通り、中盤で若干緩むが、その分上りが0.5秒ほど速い。

ほぼ例年通りのラップを刻んだが、それでもやはりレベルは高い。

アドマイヤマーズは中団の前、4、5番手を追走。

4角では上位馬3頭と同じような位置取りで直線に入るが、坂ではすでに置かれてしまって0.4差の4着。

やはり1800mがギリで、2000mは長い。

19/5/5 NHKマイルC(G1)東京芝1600m

着順:1着(-0.1差)騎手:M・デムーロ(57キロ)

ラップタイム(上り:34.6)

  • 12.0 – 10.4 – 11.5 – 11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.3 – 12.0

NHKマイルの良馬場平均(過去9走)(上り平均:34.7)

  • 12.2 – 10.9 – 11.4 – 11.8 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.9

ほぼ例年通りのラップを刻んだ。

外枠17番からの発走に加え、珍しく出遅れたアドマイヤマーズだが、二の脚で中団前まで押し上げて、そこからは終始外々を回る展開。

それでも直線残り200mでは先団に並びかけ、ゴール前ではしっかり抜け出して2着のケイデンスコールに半馬身つけての勝利。

枠順、展開、不利もお構いなしの快勝。

マイル戦での強さを示した。

アドマイヤマーズの近走

19/10/19 富士S(G3)

東京 芝1600m 稍重 18頭

着順:9着(1.33.7・0.7差)

騎手:M・デムーロ(57キロ)

道中は中団あたりで脚を溜めるが、直線に入ってまったく伸びを欠く。

敗因としては;

  • 初めての稍重馬場
  • 3歳で57キロの斤量
  • 約5ヵ月の休み明け

などが考えられるが・・・。

19/12/8 香港カップ(G1)

シャティン競馬場 1600m 良

着順:1着(1.33.2・0.1差)

騎手:スミヨン(56.5キロ)

道中は中団で追走。

4角を回って直線にむくが、残り150mくらいまでは追ってはいるが、バテず伸びずと言った感じ。

しかし残り150mを過ぎたあたりでビュッと伸びて抜け出すと、そのままの勢いでゴールした。

アドマイヤマーズの本来の走りが戻ってきた。

アドマイヤマーズの次走

次走は東京競馬場 芝1600mで行われる「安田記念(G1)」。

本来の調子なら当然勝ち負けできるレベルにあるが、今回は約7ヵ月の休み明け。

前々走でも約5ヵ月の休み明けで凡走しているだけに、「いきなりはどうか?」と考えてしまうのは致し方ない。