アブレイズのキャリアはまだ5戦だけなので、近走だけを振り返る。
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アブレイズのここまでの走り
20/2/2 3歳新馬 14頭
京都 芝2000m(内)良
着順:1着(2.05.8・-0.1差)
騎手:藤井勘一郎(54キロ)
道中は前半1000mが64.7秒の超スローの中、アブレイズは先団5番手。
3~4角で順位を上げ、4角は3番手で直線。
直線は馬場の外目から鋭く伸びて抜け出した。
時計は平凡。
特に見どころなく、クラス也の勝利。
20/3/20 フラワーC(3歳・G3)
中山 芝1800m 良 14頭
着順:1着(1.48.2・-0.1差)
騎手:藤井勘一郎(54キロ)
外枠13番から果敢に先団に取り付いて行く。
このクラスとしてはかなり締まったペースの中、道中2番手で追走したアブレイズは、4角を回るとすぐさま先頭に立ち、後続勢の追い込みをなんとか交わしてゴール。
レースの上りは36.9秒。
締まったペースを2番手で追走し、直線もそのまま押し切る強い競馬。
走破時計も「新馬戦」とは打って変わってまずまず。
【期待される能力】
- スタミナ
- パワー
- 底力
20/5/24 優駿牝馬(G1)
東京 芝2400m 良
着順:17着(2.26.1・1.7差)
騎手:藤井勘一郎(55キロ)
内枠3番からしっかり先手は取れたが、直線に入って残り200mを過ぎるとバッタリ。
道中のペースも速いわけではなく、逃げたスマイルカナを除いて2番手以下は楽な追走だったはず。
レースの上りは34.2秒。
距離と言うより、上りの速さに対応できなかった感じ。
20/9/20 ローズS(G2)
中京 芝2000m 良
着順:10着(2.01.1・1.2差)
騎手:藤井勘一郎(54キロ)
5枠10番から道中は2~3番手。
4角3番手から直線粘り込みを計るが、残り200mで後続に呑み込まれた。
レースのペースはスロー。
上り時計が34.5秒。
スローの瞬発力勝負になるとあっけない。
20/10/18 秋華賞(G1)
京都 芝2000m 稍重
着順:11着(2.02.2・1.6差)
騎手:藤井勘一郎(55キロ)
大外18番からということもあって先手は取れず、道中は中団。
3~4角では挟まれてかなり狭くなる場面が2度ほど。
はじかれた感じで位置取りを大幅に下げて4角を回って直線。
直線はほぼ最後方から追い出しにかかるが、この馬の脚質ではこの位置からではノーチャンス。
展開的にはこの馬向きの展開だっただけに、今回は枠順がすべてと言った感じのレースとなった。
アブレイズのここまでの見立て
前につけたらしぶとそうだが、速い上りには対応できない。
上りのかかるタフな展開、ガチガチの消耗戦などで浮上。
アブレイズの次走
次走は1月16日(土)、中京競馬場 芝2000mで行われる「愛知杯(G3・ハンデ)」。
53キロのハンデはなかなか恵まれた印象。
前目につけて展開さえ向けば、上位食い込みも期待できる。