2021年3月21日【阪神大賞典】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ダンスディライトの好走パターンを分析。
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ダンスディライトの距離適性
ダンスディライトはこれまでに芝1800m~芝2400mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1800m(0-0-1-0)
- 芝2000m(3-1-1-3)
- 芝2200m(1-0-0-5)
- 芝2400m(0-0-2-0)
- 芝3000m(0-0-0-1)
緩い流れを好む馬なので、2000m以下の距離は基本的に忙しいが、ペースが緩めば対応可能。
オープンで勝負になるのは2200m、できればそれ以上だろう。
ダンスディライトの脚質
後方に控えて終いを生かす競馬。
しかしペースが締まれば末脚は甘くなる。
基本、スローの終い勝負がベスト。
ただ、位置取りが大抵は後ろからなので、展開がはまったとしても、アタマを取るのは難しそう。
反面、スタミナはありそうで、バテバテの消耗戦、ズブズブの展開になると浮上してくる。
ダンスディライトのコース適正
ダンスディライトの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(0-0-0-1)
- 東京(未)
- 中山(0-0-1-0)
- 中京(0-0-0-2)
- 京都(0-1-1-1)
- 阪神(4-0-2-5)
- 小倉(未)
阪神巧者のように見えるが、出走数も多く、たまたまペースと展開がはまったレースも多い、ように思う。
ダンスディライトの持ち時計(ベストタイム)
ダンスディライトの持ち時計は次の通り;
- 芝1800m:1.47.9 3着(阪神)
- 芝2000m:1.59.5 1着(阪神)
- 芝2200m:2.11.1 6着(阪神)
- 芝2400m:2.25.9 3着(京都)
- 芝3000m:3.09.0 5着(阪神)
時計勝負、高速決着には向かない。
ダンスディライトの重馬場適正
ダンスディライトの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(0-0-0-1)
- 重(0-0-0-1)
- 不良(未)
後ろからの競馬が多いので、道悪はどちらかと言えばマイナスだろう。
ダンスディライトの鉄砲実績(休み明け)
ダンスディライトの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(2-0-0-1)
叩いてからは;
- 2戦目(0-1-0-2)
- 3戦目(0-0-1-1)
- 4戦目(0-0-0-1)
- 5戦目~(1-0-1-2)
ダンスディライトの枠順適正
ダンスディライトの枠番別着度数は;
- 1~4番(0-0-2-4)
- 5~9番(2-1-1-2)
- 10~14番(2-0-1-3)
- 15~18番(未)
内すぎると良くないか。
ダンスディライトの季節別着度数
- 12~2月(冬):(1-0-1-2)
- 3~5月(春):(1-0-1-4)
- 6~8月(夏):(1-0-0-1)
- 9~11月(秋):(1-1-2-2)
季節は問わない。
ダンスディライトの斤量別着度数
- 54キロ(1-0-0-0)
- 55キロ(0-1-2-1)
- 56キロ(1-0-2-4)
- 57キロ(2-0-0-4)
ダンスディライトの好走体重
3着以内の体重は;
- 484~518キロ
ダンスディライトの血統背景
父はキングカメハメハ(ミスプロ系キングマンボ)。
母は2004年の「桜花賞」、2006年の「ヴィクトリアマイル」他、G1を3勝しているダンスインザムード。(G1勝利はすべて芝の1600m)
母の父はサンデーサイレンス。
近親にはダンスパートナー(オークス、エリザベス女王杯)、ダンスインザダーク(菊花賞)、スズカマンボ(天皇賞(春))など。
牝系にダンス一族の祖ディナーパートナーを持つ。
ダンスディライトの前走
21/2/14 京都記念(G2)
阪神 芝2200m 良
着順:6着(2.11.1・0.7差)
騎手:岩田望来(56キロ)
道中は中団あたり。
4角も中団6番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどを追い上げて来るが、前との差は詰まらず6着まで。
中盤あたりからペースも締まって、この馬としては脚が溜まらなかったのではないか?
21/3/21 阪神大賞典(G2)
阪神 芝3000m(内)重
着順:5着(3.09.0・1.7差)
騎手:福永祐一(56キロ)
道中は中団の後ろ11番手あたりにいたが、2周目の3角あたりから進出開始し、4角は7~8番手で直線。
直線は馬群の中ほどから追い上げを見せるが、前との差はさほど詰まらず。
最後はバテてはいないが伸びもイマイチ。
しかし、道悪が影響している可能性もあり、この距離の適正はまだ分からない。
次走、目黒記念に向けて
次走は5月30日(日)、東京競馬場 芝2500mで行われる「目黒記念(G2・ハンデ)」。
ハンデは55キロ。
ペースが緩めば末脚一気の可能性も無くはないが、いずれにしてもまだこのクラスでは厳しいだろう。