結果

2024年 1月14日(日)

第71回 日経新春杯(G2・ハンデ)

京都競馬場 芝2400m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ブローザホーン 2.23.7 8-8-8-6(中団) 35.8
サヴォーナ 1 4-3-4-4(先行) 36.3
サトノグランツ 1  1/4 5-5-5-2(中団前) 36.5

レースの上り:36.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12
今走 2.23.7 36.4 12.7 10.4 10.6 11.9 12.7 12.3 12.2 12.6 11.9 12.1 12.0 12.3
過去平均 2.26.02 35.4 12.8 11.2 11.6 12.6 12.7 12.6 12.5 12.6 12.1 11.8 11.9 11.8
1.0 -0.1 -0.8 -1.0 -0.7 0.0 -0.3 -0.3 0.0 -0.2 0.3 0.1 0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レース前半は、2400mの距離としてはかなり速いラップで突っ込んでいる。

中盤で一旦(1区間だけ)ペースは緩むものの、その後は坂下、坂の上りでまた加速。

3角の坂の頂上で12.6秒を計時するが、そのあとはまた加速して直線に向いた。

さすがにレースの上りは36.4秒を要したが、走破時計は2.23.7とかなり優秀。

当日の馬場が、やや時計を要する馬場だったことを考えると、スタミナ、パワー、底力全開のレースとなった模様。


回顧

1着は1番人気のブローザホーン。

道中は中団8番手の外目を追走。

3~4角は外目を回して進出して行き、4角は6番手の外で直線。

直線は馬群の外目から追い上げに入り、残り200mで上位馬横一線の中から、ゴール前でグイっと伸びて1着を確保。

道中は終始外々を回った距離ロスがあったにも関わらず、最後はこの消耗戦でもうひと伸びした底力は見上げたもの。

かなりのスタミナとパワーを有した馬のように思われる。

 

2着は4番人気のサヴォーナ。

外枠13番から道中は内に潜り込んで先団4番手の最内。

4角も4番手の内で直線に向くと、直線は馬場の内目から追い上げに入って、残り200mでは上位馬横一線の中から、先に抜け出す勝ち馬に食らいつくも1馬身及ばず。

「菊花賞」で見せたスタミナは本物だった。

明け4歳、今後の活躍が楽しみ。

サヴォーナの分析

 

3着は3番人気のサトノグランツ。

道中は中団の前、5番手の内目を追走。

向正面で外目に出すと、3角を過ぎてからは外目を回して早めの進出。

その流れから4角は2番手の内で直線。

直線は馬場の内目から追い上げに入り、残り200mでは上位馬横一線になるが、ゴール前が少し甘くなっての3着。

早めの進出開始と、3~4角で外を回した点、そして斤量の57.5キロ。

ここらへんが同じ明け4歳のサヴォーナの後塵を拝した原因か。

いずれにしてもこの馬も、そこそこのスタミナはありそう。

現状で、サヴォーナと大きな力差はないだろう。

サトノグランツの分析

 

2番人気のハーツコンチェルトは4着。

道中は中団6番手の外目を追走。

3角を過ぎて外を回して、サトノグランツと馬体を併せるようにして早めの進出を開始して、4角は2番手で直線。

直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、サトノグランツと馬体を併せて追い比べ。

しかし残り200mを切って、少し脚色が鈍っての4着。

この馬も明け4歳だが、55キロのハンデでこの差なら、サヴォーナ、サトノグランツとの力の差はそこそこありそう。

ハーツコンチェルトの分析