サヴォーナのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。
サヴォーナの前走
23/9/24 神戸新聞杯(G2)
阪神 芝2400m(外)良
着順:2着(2.23.5・アタマ差)
騎手:池添謙一(56キロ)
道中は先団3番手の、この馬も内ぴったりの経済コース。
4角は4番手の最内で直線に向き、直線では坂の上りで計ったように逃げ粘るファントムシーフを捉えたが、ゴール前で勝ち馬にアタマ差交わされての2着。
最後は単なるキレ負けか? それとも残り600mからはかなり加速がついたので、前の組はその分最後の最後で脚が上がったか?
23/10/22 菊花賞(G1)
京都 芝3000m(外)良
着順:5着(3.04.1・1.0差)
騎手:池添謙一(57キロ)
スタートで行き脚がつかずに前半は後方15番手。
向正面で大外を回して進出を開始し、3角は3番手の外、4角は2番手の外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げに入るが、さすがにゴール前で甘くなって5着まで。
向正面入り口過ぎから脚を使っているのだから、かなり長い脚を使ったことになる。
それで5着確保なのだから、一定の評価はできるだろう。
序盤でしっかりポジションが取れていれば、という内容。
サヴォーナの脚質
前目にポジションを取って粘り切る競馬がよさそう。
3歳の春の時点ではまだ緩さがあったようだが、ひと夏を越してそこそこ成長してきた感じ。
まだ全体像はつかめないが、長めの距離を、前目にポジションを取って、スタミナ、パワーで勝負してくる馬か?
サヴォーナの血統背景
父はキズナ(サンデー系ディープインパクト/日本ダービー、毎日杯、京都新聞杯、産経大阪杯)。
母の父はスニッツェル(ND系デインヒル)。
スニッツェルは豪州で走り、芝の短距離G1で勝利。主戦場も芝の短距離。