結果
2022年 4月16日(土)
第31回 アーリントンカップ(G3)
阪神競馬場 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ダノンスコーピオン | 1.32.7 | 10-10(中団) | 33.6 | |
② | タイセイディバイン | 1.32.8 | クビ | 6-4(中団前) | 33.9 |
③ | キングエルメス | 1.32.9 | 3/4 | 3-4(先行) | 34.1 |
レースの上り:34.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.32.7 | 34.2 | 12.1 | 10.6 | 11.6 | 12.0 | 12.2 | 11.3 | 11.1 | 11.8 |
過去平均 | 1.34.34 | 34.8 | 12.4 | 11.0 | 11.6 | 12.2 | 12.3 | 11.5 | 11.2 | 12.1 |
差 | -0.6 | -0.3 | -0.4 | 0.0 | -0.2 | -0.1 | -0.2 | -0.1 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
当日の馬場は時計の出やすい馬場コンディション。
中盤でひと息つく例年通りのラップの出方。
時計の出やすい馬場だけに、レースの上り3Fも34.2秒と速い。
SPの持続力と瞬発力が求められたレース。
回顧
1着は1番人気のダノンスコーピオン。
道中は中団10番手を追走。
4角も馬群の中の10番手で直線。
直線は馬群の中から進路を探し追い出しを待たされたが、残り300m付近で外に進路を取ると、そこから一気に追い出して、ゴール前、先に抜け出していたタイセイディバインをクビ差交わしてゴール。
これまで抜けた強さは感じられなかった馬だが、今回はだけは強い内容。
馬自体も成長している印象。
距離はマイルが良い。
⇒ダノンスコーピオンの分析
2着は7番人気のタイセイディバイン。
道中は中団の前、馬群の中の6番手を追走。
4角は馬群の中の4番手で直線に向くと、直線は前がすぐに開いたことから一気に追い上げに入り、坂の下では先頭に立ち、そのまま押し切るかに思えたが、ゴール前でクビ差交わされての2着。
距離を短くしてから連続して重賞を2着。
前走では底力、今回はSPの持続力を如何なく発揮。
このくらいの距離なら今後面白い存在になりそう。
3着は4番人気のキングエルメス。
道中は先団3番手の内。
4角は4番手の内で直線に向くと、直線は馬場の内目をスルスルと伸びてきて、坂下では先に抜け出していたタイセイディバインに並びかけるような勢いだったが、坂の上りでやや甘くなって3着まで。
最後の失速が;
- 骨折明けによるものか
- 距離によるものか
- 急坂によるものか
今後の見極めは必要だが、SPの持続力はやはりそこそこ持っている。
⇒キングエルメスの分析
2番人気のジュンブロッサムは4着。
スタートで出遅れて道中は後方16番手。
4角は17番手の大外を回して直線に向き、直線は馬群の大外から一気の追い上げを見せるが、あの位置からだと4着が精一杯。
これまではテンに速い先行力を見せていたが、一転して今回は出遅れて後方からになった。
しかし、終いの脚もしっかりしていることが分かったのは収穫。
4角あの位置から力は示しているので、まだまだ見限るのは早い。
⇒ジュンブロッサムの分析
3番人気のディオは5着。
道中は中団10番手の内。
4角は12番手の最内で直線に向くが、前が壁になってなかなか進路がどれない。
残り200mでやっと前が開いて追い出してはくるが5着まで。
スムーズならどこまで詰め寄れていたかは推測の域を出ない。
ただ、力を出し切っていないことは確かだろう。