結果

2024年 11月3日(日)

第62回 アルゼンチン共和国杯(G2)

東京競馬場 芝2500m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ハヤヤッコ 2.29.0 16-15-15-15(後方) 34.6
クロミナンス クビ 8-9-9-9(中団後ろ) 35.3
タイセイフェリーク 10-11-11-10(中団後ろ) 35.1

レースの上り:36.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12 Lap13
今走 2.29.0 36.1 7.5 10.8 11.3 12.2 12.1 11.8 11.6 11.7 11.8 12.1 12.3 11.8 12.0
過去平均 2.31.30 34.6 7.2 11.3 11.6 12.7 12.6 12.3 12.4 12.5 12.1 12.0 11.4 11.3 11.9
1.5 0.3 -0.5 -0.3 -0.5 -0.5 -0.5 -0.8 -0.8 -0.3 0.1 0.9 0.5 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

例年のこのレースのペースに比べると、今年のペースはかなり速い。

前半、そして中盤などはほぼ11秒台のラップを刻んでいる。

こうなると、前に行った組に力のある馬がいない以上、展開的に後ろからの馬が断然有利。

漁夫の利を得たのは4角最後方から追い込んできたハヤヤッコ。

後ろからの馬にも、さしてキレる馬がいない以上、ハヤヤッコの末脚34.6秒がこのタフな流れを制した。

1番人気のクロミナンスは、直線はいい感じで伸びてきて、ゴール前も粘ってはいるが、クビ差に泣いた。

力を示すためにも、ここは勝ち切りたかったところだろうが、これはまだ力が足りていないことの証しだろう。

1日を通して、芝コンディションが徐々に外差し馬場になって行った感じで、そんな馬場も勝ち馬に味方したのではないか。

メンバーレベルもイマイチ低調だった印象。

メンバーレベルが低調な場合、タフな流れになると、やはり実績馬が浮上してくる。


回顧

1着は10番人気のハヤヤッコ。

道中最後方から、4角も最後方から大外に回して直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の上りで先団との差をジワジワと縮めてくると、ゴール前で、先に抜け出していたクロミナンスをクビ差交わしてゴール。

上がりのかかる展開や外差し馬場など、すべてがうまくいった感じはあるが、トップハンデ58.5キロを背負っての最後方からの差し切りは見事。

前走今走と、この歳になって長めの距離をこなしてきているが、いずれも上りのかかる展開と言うのがミソ。

ハヤヤッコの分析

 

2着は1番人気のクロミナンス。

道中は中団のやや後ろ、9番手を追走。

4角も9番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで伸びてきて、坂の頂上では先頭に立ち、そのまま押し切るかに思えたが、外から追い上げてきたハヤヤッコに、ゴール前でクビ差交わされての2着。

勝ち馬とは斤量も0.5キロ軽いわけだし、あそこは勝ち切らないとダメ。

まだ力が足りていない。

 

3着は6番人気のタイセイフェリーク。

道中は中団の後ろ、11番手あたりを追走。

4角は10番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、ハヤヤッコと馬体を併せて追い上げては来るが、ゴール前でやや甘くなっての3着。

タフな流れの中、道中のポジションと軽ハンデの52キロが効いたのだろう。

あそこで勝ち切るようなら軽ハンデでも評価はできるが、3着では仕方ない。

 

2番人気のサヴォーナは8着。

道中は中団7番手。

4角は6番手で直線に向き、坂の上りでは先頭を窺う勢いもあったが、坂を上り切って、残り200mで失速して行った。

この馬向きの展開でもあり、最後はもう少し粘れてもよさそうなものだが・・・。

左回り、斤量あたりが敗因か?

サヴォーナの分析

 

3番人気のセレシオンは6着。

道中は中団7番手。

4角は8番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りでは先団に食らいついて伸びてはくるが、残り200mで甘くなった。

距離が長そう。

セレシオンの見立て