セレシオンのキャリアはまだ浅いので、前走のみを振り返る。

セレシオンの前走

22/8/21 阿賀野川特別(2勝クラス)

新潟 芝2200m(内)良

着順:1着(2.11.6・-0.6差)

騎手:福永祐一(54キロ)

道中は先団3番手を追走。

4角は2番手で直線に向くと、直線は入口から一気に逃げるポレンティアを交わして先頭に立つと、そのまま突き抜けて、後続馬を寄せ付けず、独走状態でのゴール。

道中の流れは特に緩いというわけではなく、古馬と斤量差3キロがあるとはいえ、レース内容としては好位抜け出しの強い勝ち方。

22/10/23 菊花賞(G1)

阪神 芝3000m(内)良

着順:11着(3.04.8・2.4差)

騎手:福永祐一(57キロ)

【レース前寸評】

強さの全貌はまだ分からないが、前走が強い勝ち方だけに、長距離に適性があれば、前々で粘り込んできてもおかしくない。

【結果】

大外18番から道中は中団の前、6番手の外。

2周目の3角手前で動いて行って、4角4番手で直線に向くが、直線ではすでに脚は残っていなかった。

大外枠から終始外々を回った距離ロスも大きかっただろうが、ここではまだ少し力が足りなかった。

しかしまだまだ伸びしろは期待できそうな馬。

2022年 菊花賞(G1)のラップ分析&回顧


セレシオンの脚質

勝っている3レースはすべて好位抜け出しの競馬。

前々からのSP持続力を生かした競馬が現状では好走パターン。

しかしここまで、5レース中3レースで出遅れるなど、スタートはいまいち。

出遅れなどで道中でポジションを下げると、後手に回る競馬も見られた。

また、ジョッキーからは「左にもたれる」というコメントがよく出ている。

いずれにしても、まだこれからの馬。


セレシオンの血統背景

父はハーツクライ(サンデー系/有馬記念、ドバイシーマクラシック、日本ダービー2着、宝塚記念2着)。

母の父はキャンディストライプス(ナスルーラ系レッドゴッド)。

キャンディストライプスは欧州で走り、芝のマイル戦で活躍。