結果
2022年 5月29日(日)
第136回 目黒記念(G2・ハンデ)
東京競馬場 芝2500m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ボッケリーニ | 2.32.1 | 4-3-3-3(先行) | 34.4 | |
② | マイネルウィルトス | 2.32.2 | 3/4 | 9-8-3-3(中団) | 34.5 |
③ | ウインキートス | 2.32.2 | ハナ | 1-1-1-1(逃げ) | 34.8 |
レースの上り:34.7
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | Lap13 | |
今走 | 2.32.1 | 34.7 | 7.2 | 11.4 | 11.7 | 12.9 | 13.1 | 12.4 | 12.8 | 12.3 | 11.9 | 11.7 | 11.3 | 11.2 | 12.2 |
過去平均 | 2.30.24 | 34.8 | 7.3 | 11.2 | 11.5 | 12.6 | 12.4 | 12.0 | 11.9 | 12.2 | 12.1 | 12.0 | 11.6 | 11.5 | 11.7 |
差 | -0.1 | -0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.7 | 0.4 | 0.9 | 0.1 | -0.2 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | 0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
レース中盤までは中だるみのスローだが、その分残り1000mあたりからピッチは徐々に速くなった。
なので、レースの上り時計だけみると例年とほぼ同じ。
大まかな展開は中だるみのスローからの前残り。
しかし、残り1000mで11秒台のスピードを持続させる、そこそこのSP持続力が求められたレースと言ってもいいだろう。
回顧
1着は2番人気のボッケリーニ。
道中は先団3~4番手の内。
4角も3番手の内で直線に向くと、直線は坂の上りで逃げ粘るウインキートスを射程圏に捉えるものの、坂を上りきってもなかなかこれを交わせなかったが、ゴール前でなんとか3/4馬身抜け出しての勝利。
57.5キロのトップハンデを考えると良く走った。
スローの流れだったが、キレ味勝負にならなかったのがこの馬にとっては良かった。
⇒ボッケリーニの分析
2着は6番人気のマイネルウィルトス。
道中は中団8番手の外を追走していたが、中盤でペースが緩いと見るや、向正面半ばから順位を上げて行き、3角は3番手、4角も3番手の外で直線。
直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、先に抜け出していたボッケリーニを懸命に追うが、その差はなかなか詰まらない。
残り100m、前2頭の脚が止まったところで追い込んでくるが、ウインキートスをハナ差交わしたところがゴール。
一番長く良い脚を使ったのはこの馬。
東京コースは走りやすそうだが、ここにきて力をつけてきているような印象。
⇒マイネルウィルトスの分析
3着は8番人気のウインキートス。
外枠16番からハナへ。
道中しっかりペースを落としてマイペースの逃げ。
4角も先頭で直線に向くと、直線もボッケリーニになかなか抜かせないしぶとさを見せた。
残り100mで脚が上がったが、逃げてしぶといところを示した。
⇒ウインキートスの分析
1番人気のパラダイスリーフは6着。
外枠17番から道中は中団の後ろ、12番手あたりを追走。
向正面で順位を上げて、3角では中団9番手、4角も中団10番手で直線。
直線は馬群の外目から追い上げに入り、ジワジワと先頭との差は詰めてはくるが、0.2差の6着まで。
鞍上は硬い馬場を気にしていたとコメントしているが、昇級初戦の重賞としては、0.2差の6着なら上々かもしれない。
⇒パラダイスリーフの分析
3番人気のバジオウは10着。
2枠3番から道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向き、直線は坂の頂上あたりまでは何とか粘っていたが、残り200mを切って脚色が鈍った。
鞍上がコメントしている通り、距離が長かったのだろう。
⇒バジオウの分析