結果

2022年 10月10日(月)

第57回 京都大賞典(G2)

阪神競馬場 芝2400m(外)稍重

2022年10月10日 阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ヴェラアズール 2.24.3 10-10-11-10(中団後ろ) 33.2
ボッケリーニ 2  1/2 5-5-6-7(中団) 33.8
ウインマイティー 1  1/4 7-7-8-7(中団) 34.0

レースの上り:33.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12
今走 2.24.3 33.9 12.1 11.2 12.5 12.6 12.3 12.8 12.6 12.4 11.9 11.3 10.9 11.7
過去平均 2.24.95 36.6 12.6 11.5 12.5 12.4 11.9 11.8 11.9 12.0 12.0 11.7 12.1 12.9
-2.7 -0.5 -0.3 0.1 0.2 0.4 1.1 0.8 0.4 0.0 -0.4 -1.2 -1.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去2走))

馬場コンディションは昼頃には重から稍重に回復していて、時計の出方も標準的になってきており、メインレースでも、稍重の影響はほぼなかったような感じ。

そんな中行われた「京都大賞典」だが、レースは明らかなドスローの上りだけの勝負。

レースの上りも33秒台なので、速い上りが出せない馬は前にいても残れない。

速い上りの適性の、あるかないかだけが問われた一戦。


回顧

1着は2番人気のヴェラアズール。

道中は中団馬群の後ろ、10番手あたりを追走。

4角は10番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の上りで前の組をまとめて交わして突き抜けた。

終いの脚の凄さを見せつけた一戦になったが、当日は外が伸びる馬場だったことも有利に働いた。

ここまででまだ、芝のタフな流れは経験していないだけに、この末脚だけに騙されてはいけない。

ヴェラアズールの分析

 

2着は1番人気のボッケリーニ。

道中は中団5~6番手の最内を追走。

4角も7番手の最内で直線に向くと、直線は馬群の中ほどめがけて追い上げに入り、坂の上りで先頭に立ってそのまま押し切りを計るが、ほどなくして外からヴェラアズールに一気に交わされて2着まで。

強い馬だが、終いの脚がそれほど切れる方ではない。

今回は切れ負け。

ボッケリーニの分析

 

3着は3番人気のウインマイティー。

道中は中団7~8番手の最内、ボッケリーニの直後を追走。

4角も7番手の内目で直線に向き、直線もボッケリーニの直後から追い上げてはくるが、0.6差の3着まで。

馬の持つ切れ味から見れば妥当な着順。

もう少し前目にポジションを取っていれば2着も際どかったかも。

ウインマイティーの分析