結果
第75回 セントライト記念(G2)
中山競馬場 芝2200m 良
クッション値:10.4(やや硬め)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | アサマノイタズラ | 2.12.3 | 11-11-11-11(後方) | 34.6① | |
② | ソーヴァリアント | 2.12.4 | クビ | 5-6-6-3(中団) | 35.1② |
③ | オーソクレース | 2.12.7 | 1 3/4 | 5-6-8-8(中団) | 35.3 |
レースの上り:35.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.12.3 | 35.4 | 12.3 | 11.8 | 12.2 | 12.2 | 12.0 | 12.2 | 12.2 | 12.0 | 11.5 | 11.7 | 12.2 |
過去平均 | 2.13.34 | 35.6 | 12.4 | 11.5 | 12.3 | 12.6 | 12.7 | 12.4 | 12.1 | 11.8 | 11.8 | 11.8 | 12.0 |
差 | -0.2 | -0.1 | 0.3 | -0.1 | -0.4 | -0.7 | -0.2 | 0.1 | 0.2 | -0.3 | -0.1 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
終始一貫、あまり息の入るところがない、締まった流れのレース展開。
それでもLap9では11.5秒と加速しており、前目にポジションを取っていた馬にはかなりタフな展開になったことは事実だろう。
併せて、この日の午後くらいから、最後の直線、内目の馬場があまり伸びて来ず、馬場の中、外からの差しが決まる傾向もあり、道中前目にいて、最後の直線で馬場の内目を通った人気馬が馬群に沈んだ。
展開としては中団あたりからの差し馬、もしくは後方から、最後の直線で外差しを狙った馬に、若干有利に働いたレースだったように思う。
回顧
1着は9番人気のアサマノイタズラ。
道中は後方で脚を溜めて、4角は11番手の外から直線。
直線も馬群の外目からの一気の追い込みが決まって1着。
この馬は、決してキレる脚を持っているとは思わないが、上りを要する展開には強い馬。
展開と外差し馬場がはまった感はある。
⇒アサマノイタズラの分析
2着は2番人気のソーヴァリアント。
道中は中団の前、5、6番手を追走。
3~4角で順位をさらに上げて、4角は3番手の外で直線。
直線は馬場の3~4分どころから残り200mで先頭に立ち、そのまま押し切るかに思えたが、大外から差し脚を伸ばしたアサマノイタズラにゴール前で交わされて2着。
勝ち馬に切れ負けしたとは思えない。
道中前々から、この馬が一番強い競馬をした印象はある。
締まった流れでどうかと思っていた馬だけに、この2着は価値がある。
⇒ソーヴァリアントの分析
3着は2番人気のオーソクレース。
道中は中団の前、5~6番手。
4角は8番手で直線に向き、直線では馬群の中ほどから追い込んでくるが、前の2頭には離されての3着。
さすがに「ホープフルS」の2着馬、ここでもしっかり力は示した。
しかしこの3着が実力なのか? それとも長期休養でまだ余裕残しなのか?
ちょっと判断が難しい。
⇒オーソクレースの分析
1番人気のタイトルホルダーは13着。
道中は先団3~4番手。
4角は5番手の内で直線に向くが、直線では包まれてなかなか進路が開かないままゴール。
しかし最後の直線、進路が開いていれば粘り込めたのか?
鞍上の手もあまり動いていなような感じ。
着順もちょっと敗けすぎ。
⇒タイトルホルダーの分析
3番人気のグラティアスは9着。
道中は先団3番手。
4角も3番手で直線に向くが、直線では粘りが効かずに9着。
この馬も道中先団で、最後の直線内目を通った組。
鞍上もレース後、「もう少しやれて良い」とコメントしているだけに、やはり展開と馬場が影響した可能性もある。
⇒グラティアスの分析