結果
2022年 6月12日(日)
第39回 エプソムカップ(G3)
東京競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ノースブリッジ | 1.46.7 | 3-3-3(先行) | 34.6 | |
② | ガロアクリーク | 1.46.7 | クビ | 7-7-5(中団) | 34.2 |
③ | ダーリントンホール | 1.46.8 | クビ | 4-5-5(中団前) | 34.4 |
レースの上り:35.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.46.7 | 35.1 | 12.7 | 11.6 | 11.9 | 11.9 | 11.6 | 11.9 | 11.5 | 11.3 | 12.3 |
過去平均 | 1.45.76 | 34.4 | 12.8 | 11.3 | 11.7 | 12.0 | 11.8 | 11.7 | 11.1 | 11.4 | 12.0 |
差 | 0.7 | -0.1 | 0.3 | 0.2 | -0.1 | -0.2 | 0.2 | 0.4 | -0.1 | 0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
重馬場とあって道中の流れは緩め。
道中の各馬のコース取りは、逃げたトーラスジェミニと2番手のコルテジア、そして中団前目にいたヤマニンサンパ以外は、各馬は馬場の悪い内目は避けて通っていた感じ。
直線に向くとその傾向はさらに顕著になり、各馬一斉に馬場の真ん中付近、通常なら大外と呼ばれるあたりから追い出しに入った。
重馬場でありながらレースの上りが35.1秒に抑えられたのも、最後の直線のこのコース取りが影響したものと思われる。
結果的には、道中前目にポジションを取って、さらに馬場の悪い内目を避けて通った馬が上位を占めた。
道悪に対する適正というよりは、道中のコース取りさえうまくいった馬にとっては、スローの前残りに近い展開になったのではないか?
回顧
1着は4番人気のノースブリッジ。
道中は3番手で追走していたが、しっかり内目は避けて走っていた。
4角も3番手で、直線は馬場の荒れていない外目の馬場から追い出しを待ち、坂下までは余裕の手応え。
坂の上りから追い出しにかかると、しっかり伸びて残り300mでは先頭。
あとは後続の追撃を封じてゴール。
道中の位置取りとコース取りがはまった感じ。
騎手の手腕が大きい勝利だろう。
⇒ノースブリッジの分析
2着は8番人気のガロアクリーク。
道中は中団のやや後ろ、7番手の外を追走。
4角は中団5番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外から追い出しに入り、坂の頂上では先頭を射程圏に捉えたかに見えたが、クビ差まで迫ったところがゴール。
道中の位置取りも良かったが、最後の直線ではなかなか良い脚で追い込んだ。
道悪が追い風になったというよりは、時計がそこそこかかったのが良かった。
⇒ガロアクリークの分析
3着は2番人気のダーリントンホール。
道中は中団の前、4~5番手、勝ったノースブリッジの直後を追走。
4角も5番手で直線に向くと、直線はノースブリッジの直後から詰め寄ってくるが、最後までその差は縮まらず3着まで。
ジワジワとは伸びてはいるが、やはりこの馬、緩い流れではキレない。
⇒ダーリントンホールの分析
1番人気のジャスティンカフェは4着。
道中は最後方12番手を追走。
4角も12番手で直線に向き、直線は馬群の最内にもぐり込んでの追い出し。
良い脚で伸びてはくるが4着まで。
最後の直線は馬群の最内とは言っても、通常なら外目の位置。
それでも追い込めなかったのは、馬場より展開。
スローの前残りで、最後方からでは厳しかったのだろう。
⇒ジャスティンカフェの分析
3番人気のザダルは6着。
道中は中位の後ろ、9番手あたりを追走。
4角は7番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げてはくるが、いまいち詰めきれずに6着まで。
この馬、道悪はあまりよくない上に、他馬より2キロ重い58キロの斤量。
今回はまあ、こんなものだろう。
⇒ザダルの分析