ラジオNIKKEI賞 過去10年、ラップタイムの傾向

ここでは近5年の良馬場平均を考察する。

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
ラジオNIKKEI賞 福島1800m 1.46.40 35.2 12.4 10.5 11.9 12.1 12.2 12.1 11.9 11.6 11.7

 

「ラジオNIKKEI賞」は「残念ダービー」という俗称もあるが、それでは、春のクラシックのトライアルレースの中から、芝1800mのレースを抜き出してみると;

(どれも近5年の良馬場平均)

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
毎日杯 阪神1800m 1.46.28 34.1 12.7 11.4 11.7 12.1 12.3 12.1 11.3 11.1 11.7
スプリングS 中山1800m 1.48.44 35.8 12.6 11.6 12.0 12.4 12.1 12.0 12.1 11.7 12.1
フラワーC 中山1800m 1.48.54 35.7 12.6 11.9 12.1 12.2 12.0 12.0 12.1 11.5 12.1
共同通信杯 東京1800m 1.47.28 34.2 12.9 11.5 12.0 12.3 12.3 12.2 11.6 11.1 11.5
きさらぎ賞 東京1800m 1.48.32 34.9 12.9 11.5 11.9 12.4 12.4 12.2 11.8 11.5 11.6

 

これだけではなんのことだが分からなので、前半、中盤、後半のラップに分けてみると;

前半 中盤 上り
ラジオNIKKEI賞 34.8 36.4 35.2
毎日杯 35.7 36.5 34.1
スプリングS 36.3 36.4 35.8
フラワーC 36.6 36.2 35.7
共同通信杯 36.3 36.8 34.2
きさらぎ賞 36.3 37.1 34.9

 

「ラジオNIKKEI賞」の前半3Fは、他のどのトライアルレースよりも速く、中盤3Fも他と比べてさほどは緩まず、そして上がりの3Fも大きく緩むことなく35.2秒の上りでまとめている。

すなわち「ラジオNIKKEI賞」のラップ的特徴はスピード持続力

ダービーで問われがちな「切れ味」、「瞬発力」はさほどなくとも、スピードの持続力に長けた馬、もしくはスピードの持続力を生かしての勝ち鞍のある馬なら、背負う斤量(ハンデ)と相談しながら狙っていくことができる。


ラジオNIKKEI賞 過去10年、脚質の傾向

「ラジオNIKKEI賞」過去10年の脚質による着度数は次の通り:

脚質 着別度数 勝率 連対率
逃げ 1- 1- 2- 6/ 10 10.0% 20.0%
先行 3- 6- 2- 27/ 38 7.9% 23.7%
中団 5- 2- 3- 46/ 56 8.9% 12.5%
後方 1- 1- 3- 35/ 40 2.5% 5.0%
マクリ 0- 0- 0- 0/ 0

 

開幕週の馬場と言うこともあって、後方一気となると分が悪そうだが、それ以外の脚質なら万遍なく馬券に絡みそうなデータ。

これを、3コーナーの位置取りで、前半分と後ろ半分の二つに分けると;

3角位置 着別度数 勝率 連対率
1/2以内 8- 7- 5- 62/ 82 9.8% 18.3%
1/2以外 2- 3- 5- 52/ 62 3.2% 8.1%

 

前の半分にポジションを取っていた方が圧倒的に有利と言うデータ。

「ラップ傾向」のデータを裏付けるようなデータで、脚を溜めて「差す」瞬発系の馬よりも、前々のポジションから「押し切る」スピード持続系の馬が有利と言う結果となっている。


ラジオNIKKEI賞 過去10年、枠番の傾向

「ラジオNIKKEI賞」過去10年の枠番別着度数は次の通り:

枠番 着別度数 勝率 連対率
1枠 2- 1- 1-12/16 12.5% 18.8%
2枠 2- 3- 4- 7/16 12.5% 31.3%
3枠 1- 1- 2-13/17 5.9% 11.8%
4枠 0- 0- 0-18/18 0.0% 0.0%
5枠 1- 2- 1-16/20 5.0% 15.0%
6枠 2- 2- 0-15/19 10.5% 21.1%
7枠 1- 0- 1-18/20 5.0% 5.0%
8枠 1- 1- 1-17/20 5.0% 10.0%

 

あまり偏りはないように見えるが、それでも1枠、2枠は勝率、連対率ともにまずまず。

スタートしてから前目のポジションを取りに行きやすい内枠が良いと言うのも、さきほどからの傾向としっかりリンクしている。

 

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