メイケイエールのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
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メイケイエールのここまでの走り
20/8/22 2歳新馬
小倉 芝1200m 良
着順:1着(1.09.4・-0.8差)
騎手:福永祐一(54キロ)
レース展開は、前半は新馬戦としてはそこそこのラップを刻んだ。
メイケイエールは道中は好位の4番手。
4角も4番手で楽な手応えで直線に向くと、あとは追うこともなく後続を突き放して余裕のゴール。
時計は平凡だが、軽い脚ならしのようなレース運び。
20/9/6 小倉2歳S(G3)
小倉 芝1200m 重
着順:1着(1.09.6・-0.2差)
騎手:武豊(54キロ)
スタートは後方からだが、かなり行きたがる素振りを見せてポジションを中団くらいまで押し上げる。
4角は4番手で大外を回して直線。
直線は先に抜け出していたモントライゼを追い込んで、ゴール前しっかり捉えてゴール。
折り合いを欠いてスムーズな運びではなかったが、それでもしっかり勝ち切った。
重馬場としてはタイムもそこそこ。
【期待される能力】
- 道悪適正
20/11/7 ファンタジーS(G3)
阪神 芝1400m 良
着順:1着(1.20.1・-0.1差)
騎手:武豊(54キロ)
レース展開は序盤からハイラップを刻むハイペース。
メイケイエールはスタート直後、ジョッキーが手綱を抑えてはいるが、かなり引っかかった様子で道中は先団4番手あたりまで押し上げてくる。
4角は4番手の外で直線に向くと、残り200mで先頭に立ち、後方から追い込んで来たオパールムーンの追撃を半馬身凌いでゴール。
走破時計の1.20.1は小倉芝1400mの2歳レコード。
かなり引っかかってこの結果を残すのだから、能力の高さは折り紙付き。
ただ、当面は折り合いが最大の課題になりそう。
メイケイエールの脚質
前からが良いのか? 控えた方が良いのか?
折り合ってからでないと真の力は見えてこないが・・・。
メイケイエールの血統背景
父は2014年の「NHKマイルC」、2016年の「マイルCS]を制したミッキーアイル(サンデー系ディープインパクト)。
母は白毛馬のシロインジャー。
母の父はハービンジャー。
メイケイエールの次走
次走は12月13日(日)、阪神競馬場、芝1600m(外)で行われる2歳牝馬の頂点を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)」。
前走「ファンタジーS」からは、過去10年で(3-2-1-34)。
前走「ファンタジーS」を勝った馬は過去10年で(2-1-0-4)。
データ的には良い勝負をしそうだが、折り合いが最大の課題。