2020年11月28日【キャピタルS】終了時点までのデータをもとに、ロードマイウェイの好走パターンを分析。
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ロードマイウェイの距離適性
ロードマイウェイはこれまでに芝1400m~芝2000mの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1400m(0-0-0-1)
- 芝1600m(2-1-0-1)
- 芝1800m(3-1-0-1)
- 芝2000m(1-0-0-3)
2019年の「チャレンジC]での勝ちはあるものの、2000mは微妙に長い感じ。
ベストは1600mで、1800mまでがギリギリと言う線。
ロードマイウェイの脚質
前につけてしぶとい競馬をする一方、脚を溜めても鋭い末脚を繰り出す自在型。
ロードマイウェイのコース適正
ロードマイウェイの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 新潟(1-0-0-1)
- 東京(2-1-0-0)
- 中京(0-0-0-2)
- 京都(1-1-0-1)
- 阪神(2-0-0-2)
ロードマイウェイの持ち時計(ベストタイム)
ロードマイウェイの持ち時計は次の通り;
- 芝1400m:1.23.4 4着(0.5差・新潟)
- 芝1600m:1.32.7 1着(アタマ差・阪神)
- 芝1800m:1.45.9 1着(-0.2差・東京)
- 芝2000m:1.59.1 1着(アタマ差・阪神)
まだキャリアが浅いので、突出した時計はないが、OP昇格後は芝1600mの時計を一気に1秒近くも縮めてきた。
これからまだまだ上積みはありそうだが・・・。
ロードマイウェイの重馬場適正
ロードマイウェイの道悪競馬は、稍重馬場も合わせればこれまでに2鞍。
- 稍重(1-0-0-0)
- 重(1-0-0-0)
ロードマイウェイの父は不良馬場の「安田記念」を制したジャスタウェイ。
血統的にも道悪をこなして不思議はない。
ロードマイウェイの鉄砲実績(休み明け)
ロードマイウェイの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(1-1-0-2)
叩いてからは;
- 2戦目(2-1-0-1)
- 3戦目(2-0-0-0)
どちらかと言えば叩き良化型か。
ロードマイウェイの枠順適正
ロードマイウェイの枠番別着度数は;
- 1~4番(4-0-0-3)
- 5~9番(2-1-0-0)
- 10~14番(0-1-0-1)
- 15~18番(0-0-0-2)
データ的には外枠不利。
ロードマイウェイの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-0-0-2)
- 3~5月(春):(0-1-0-2)
- 6~8月(夏):(3-0-0-0)
- 9~11月(秋):(3-1-0-2)
ロードマイウェイの斤量別着度数
- 54キロ(5-0-0-0)
- 55キロ(1-0-0-2)
- 56キロ(0-1-0-2)
- 57キロ(0-1-0-1)
- 59キロ(0-0-0-1)
ロードマイウェイの好走体重
3着以内の体重は;
- 462~474キロ
ロードマイウェイの血統背景
父は2013年の「天皇賞(秋)」、2014年の「安田記念」他、G1を3勝しているジャスタウェイ。
母の父はジャングルポケット(ナスルーラ系グレイソヴリン)。
ロードマイウェイの近走
19/6/22 八ケ岳特別(2勝クラス)
東京 芝1800m 重
着順:1着(0.6差)騎手:ルメール(54キロ)
3枠3番から単騎の逃げ。
直線に入っても脚色鈍らず、残り300mからはさらに後続を引き離して圧勝のゴール。
1勝クラスに続いて2連勝。道悪でも強いところを見せた。
19/8/31 長岡S(3勝クラス)
新潟 芝1600m(外)良
着順:1着(0.2差)騎手:吉田隼人(54キロ)
7枠9番から好位の2~3番手。
直線では残り300mから抜け出して快勝。
昇級戦を距離短縮であっさり勝ち切ってオープン昇格。
1、2、3勝クラスを3連勝。
19/9/29 ポートアイランドS(L)
阪神 芝1600m 良
着順:1着(アタマ差)騎手:吉田隼人(54キロ)
1枠1番から、競り合う2頭を2~3馬身後ろの3番手で追走。
直線では残り200mで先頭に立ち、追いすがるサトノアーサーを頭差凌いでゴール。
1600mの持ち時計を前走から一気に0.9秒短縮。
前目につけて崩れない、王道の競馬で4連勝。
19/11/30 チャレンジカップ(G3)
阪神 芝2000m(内)良 12頭
着順:1着(1.59.1・アタマ差)
騎手:ルメール(54キロ)
スタートはフワッと出てダッシュがつかない。
無理せずに控えて後方から。
ペースは前半1000mが61.2秒のゆったりとしたペース。
ロードマイウェイは3角を過ぎて徐々に進出を開始。
4角は大外を回して直線へ。
直線では馬群の外目をグングンと加速して追い上げて行き、ゴール前計ったようにアタマ差先着。
自身の上りは33.8秒。
レースのレベル的にはさほどでもないが、後ろからの競馬でもしっかり結果を出して5連勝。
距離延長も問題にしなかった。
20/3/15 金鯱賞(G2)
中京 芝2000m 良 12頭
着順:10着(2.02.8・1.2差)
騎手:川田将雅(56キロ)
スタート出遅れた上に、前をカットされて後方からの競馬になる。
道中のペースは13秒台のラップが2回刻まれるほどの超スロー。
前も止まらず、後ろからではレースに参加できなかった感じ。
大きく出遅れての大敗は過去「若駒S」でもあった。
敗けすぎではあるが、度外視しても良いとは思う。
20/4/5 大阪杯(G1)
阪神 芝2000m 良
着順:12着(2.00.3・1.9差)
騎手:武豊(57キロ)
スタートでかなり躓いてバランスを崩している。
それもあってか道中は最後方あたり。
3~4角で外を回して上がって行って、4角は大外の8番手から直線。
しかし直線では脚を出すどころか完全に失速。
最後は5馬身つけられての殿負け。
チグハグな競馬ではあったが、あまりにも無様な負け方。
5連勝していたころの見るかげもない。
前走あたりから、なにかおかしい。
20/10/4 ポートアイランドS(L)
中京 芝1600m 良
着順:8着(1.33.7・0.7差)
騎手:和田竜二(59キロ)
大外16馬から、スタートはしっかりと出て、道中は中団の後ろあたり。
4角は11番手で直線に向き、直線は馬場の外目から追い上げてくるが、59キロを背負っていては、末脚もさすがに伸びて来ない。
しかし、ゴール前は大きく離されることもなく、なんとか集団に食らいついてはいた。
復調していると見てもいいかも。
20/11/28 キャピタルS(L)
東京 芝1600m 良
着順:2着(1.33.0・0.2差)
騎手:三浦皇成(57キロ)
道中は後方12番手。
4角も13番手で、残り200mでもまだ後方。
しかし坂を上り切ったあたりからエンジン全開。
馬群の外目をもの凄い脚で追い込んだ。
締まった流れで、上りがかかったのも良かった。
状態は良いころに戻りつつある。
ロードマイウェイの次走
次走は1月5日(火)、中京競馬場 芝1600mで行われる「京都金杯(G3・ハンデ)」。
復調気配。
ここは勝負になりそう。