レーベンスティールの脚質

先行押し切り、中団に控えて終いを生かす競馬。

終いの脚は確実に繰り出してくる。

今後は、距離がどこまで伸びるのか? この末脚がどこまで通用するのか? あたりが見どころか。


レーベンスティールの血統背景

父はリアルスティール(サンデー系ディープインパクト/ドバイターフ、皐月賞2着、菊花賞2着)。

母の父はトウカイテイオー(パーソロン系/皐月賞、日本ダービー、JC、有馬記念)。

母方のパーソロン系が化ければ面白いが・・・。


レーベンスティールの近走

23/7/2 ラジオNIKKEI賞(G3・ハンデ)

福島 芝1800m 良

着順:3着(1.47.0・0.1差)

騎手:戸崎圭太(56キロ)

道中は中団の後ろ、10番手の外目を追走。

4角も10番手で直線に向くが、外には出さずに内に切れ込んで追い上げに入った。

馬場の内目を良い脚で伸びてはきたが、前が詰まりそうになって進路を斜行気味に外へと取って追い上げた。

結果は2着馬にハナ差の3着。

直線スムーズなら2着は確実で1着は際どかっただろう。

道中の位置取りはいつもより後ろ。

もう一列でも前にいれば勝てたレースだろうが、それは結果論。

いずれにしても斤量差を考えれば勝ちに等しい。

末脚の確かなところもしっかりと示した。

2023年 ラジオNIKKEI賞(G3)のラップ分析&回顧

23/9/18 セントライト記念(G2)

中山 芝2200m(外)良

着順:1着(2.11.4・-0.3差)

騎手:モレイラ(56キロ)

道中は中団の前、6番手の最内から内目を追走。

4角は7番手の外に出して直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つと、そのまま突き抜けてゴール。

終いの脚はそこそこ確実な馬だけに、この流れなら好位の6番手からスムーズに抜け出せた。

道中もほぼ内目の経済コースを通っており、道中の位置取りの妙も結果を後押し。

2023年 セントライト記念(G2)のラップ分析&回顧

24/5/5 新潟大賞典(G3・ハンデ)

新潟 芝2000m(外)良

着順:11着(2.01.1・1.0差)

騎手:津村明秀(58キロ)

道中は中団7番手。

4角は6番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、まったく伸びてこなかった。

レース前はパドックでかなり入れ込んでいたらしい。

この流れで終い34.7秒の脚しか出せていないのだから、調子が万全ではなかったのだろう。

まあ、ひと叩きしてからか。

2024年 新潟大賞典(G3)のラップ分析&回顧