2021年9月11日【紫苑S】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ホウオウイクセルの好走パターンを分析。
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ホウオウイクセルの距離適性
ホウオウイクセルはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(0-1-1-1)
- 芝1800m(2-0-0-0)
- 芝2000m(0-0-0-1)
適正は中距離あたり。
それ以上の距離も、血統的には全然OK。
ホウオウイクセルの脚質
切れる脚があまり期待できない分、控えて終いを生かす競馬より、前目にポジションを取って、SP持続力で押し切る競馬の方が合っていそう。
軽いよりは重い芝、長いよりも短い直線、上りは速いよりはかかった方が力は出せそう。
ホウオウイクセルのコース適正
ホウオウイクセルの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(1-0-0-0)
- 新潟(0-0-1-0)
- 東京(未)
- 中山(1-1-0-1)
- 中京(未)
- 京都(未)
- 阪神(0-0-0-1)
- 小倉(未)
ホウオウイクセルの持ち時計(ベストタイム)
ホウオウイクセルの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.32.5 9着(阪神)
- 芝1800m:1.49.2 1着(中山)
- 芝2000m:1.59.4 13着(中山)
速い時計は不向きだろう。
ホウオウイクセルの重馬場適正
ホウオウイクセルの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(未)
- 重(0-0-1-0)
- 不良(未)
パワーはありそうなので、道悪は走ってきそう。
ホウオウイクセルの鉄砲実績(休み明け)
ホウオウイクセルの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(1-0-0-1)
叩いてからは;
- 2戦目(0-0-0-1)
- 3戦目(未)
- 4戦目(未)
- 5戦目~(未)
ホウオウイクセルのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(1-0-0-1)
- 中3~5週(未)
- 中6~8週(0-1-0-0)
ホウオウイクセルの枠順適正
ホウオウイクセルの枠番別着度数は;
- 1~4番(1-0-1-0)
- 5~9番(1-0-0-0)
- 10~14番(0-0-0-1)
- 15~18番(0-1-0-1)
テンはあまり速くはない馬なので、内目の枠がいいと思う。
ホウオウイクセルの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-1-0-0)
- 3~5月(春):(1-0-0-1)
- 6~8月(夏):(未)
- 9~11月(秋):(1-0-1-1)
ホウオウイクセルの斤量別着度数
- 54キロ(2-1-1-1)
- 55キロ(0-0-0-1)
ホウオウイクセルの好走体重
3着以内の体重は;
- 414~422キロ
ホウオウイクセルの血統背景
父は香港のクイーンエリザベス2世カップを勝ったルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ)。
母の父は日本ダービー、天皇賞(春)と(秋)、ジャパンカップを制したスペシャルウィーク(サンデー系)。
牝系はメジロドーベル(阪神3歳S、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯・連覇)を出した名門メジロボサツ系。
ホウオウイクセルの近走
21/1/11 フェアリーS(G3)
中山 芝1600m 良
着順:2着(1.34.8・0.4差)
騎手:丸田恭介(54キロ)
道中は中団の外、勝ったファインルージュの直後あたり。
3~4角もファインルージュと一緒に上がって行って、4角は10番手の大外から直線。
直線では馬群の外目を追い込んでくるが、先に抜け出していたファインルージュとの差は詰まらず。
切れ味勝負ではやや劣るか。
21/3/20 フラワーC(G3)
中山 芝1800m 良
着順:1着(1.49.2・-0.2差)
騎手:丸田恭介(54キロ)
道中は3番手追走。
レースが動いた3角手前からもしっかり反応して4角は2番手の内。
直線も馬場の内目をしっかり伸びて、2、3着馬の強襲を凌ぎ切った。
2枠3番から終始内目の経済コース。
4角から直線の位置取りも2、3着馬とは大きく違った。
位置取りの差が勝敗を分けたような気もするが、最終週の中山芝Aコース。馬場の悪い内目を通って勝ち切ったあたり、パワーと持続力の片りんをのぞかせた。
21/4/11 桜花賞(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:9着(1.32.5・1.4差)
騎手:丸田恭介(55キロ)
外枠17番から道中は後方15番手。
4角も後方から、大外に出して直線。
直線も馬群の外目から一気の追い上げを計るが、キレる脚は出せず、1.4差の9着。
切れる脚がない分、やはり理想は前目のポジションだろう。
今回は枠番も悪かった。
21/9/11 紫苑S(G3)
中山 芝2000m 良
着順:13着(1.59.4・1.2差)
騎手:丸田恭介(54キロ)
大きく出遅れて、道中はポツンの離れた最後方追走。
4角も最後方から直線に向くが、5頭交わしたところがゴール。
上りメンバー最速の33.4秒を計時してはいるが、あまり意味はない。
元来、前々のポジションで持ち味を発揮する馬だけに、今回はスタートがすべて。
次走、秋華賞(G1)に向けて
次走は10月17日(日)、阪神競馬場 芝2000m(内)で行われる「秋華賞(G1)」。
ここ2戦はチグハグな競馬。
阪神の内回りなら、前目にさえポジションが取れれば、そこそこ戦えるとは思うが・・・。
⇒その他、2021・秋華賞(G1)の出走馬を分析