イクイノックスのキャリアはまだ5戦だけなので、近走のみを振り返る。

イクイノックスのここまでの走り

21/8/28 2歳新馬

新潟 芝1800m(外)良

着順:1着(1.47.4・-1.0差)

騎手:ルメール(54キロ)

スタートしてからはスピードを生かしてハナに立ったが、外からトーセンシエロなどが主張して3角は3番手の内、4角も3番手の内で直線。

直線は残り400mまでほぼ馬なりで先頭に立つと、そこからは後続を一気に突き放してゴール。

終わってみれば後続とは6馬身差の圧勝。

新馬戦としてはラップも時計も優秀。

3着に入ったサークルオブライフは、のちの「阪神JF(G1)」優勝馬。

21/11/20 東京スポーツ杯2歳S(G2)

東京 芝1800m 良

着順:1着(1.46.2・-0.4差)

騎手:ルメール(55キロ)

1枠1番から今回は控える競馬、後方10番手の内にポジションを取る。

4角も8番手の内で直線に向くと、直線は馬群の外目に進路を取り、坂を上りきった辺りで先頭。

しかし内からアサヒが食らいつきしばし並走するものの、ゴール前は一気に突き放してアサヒに2馬身半差つけてのゴール。

自身の上りは32.9秒ととてつもなく速い。

レースのラップは、前半800mが例年よりも緩め、そして後半1000mが例年よりも速くなっている。

しかし後半は離して逃げる前2頭のラップでもあり、3番手以降の馬にとっては、例年通りのスローの瞬発力勝負だった感じ。

スローの瞬発力勝負だが、上りがとてつもなく速いレース。

そしてその勝者がイクイノックス。

【期待される能力】

  • 瞬発力

22/4/17 皐月賞(G1)

中山 芝2000m 良

着順:2着(1.59.8・0.1差)

騎手:ルメール(57キロ)

大外18番から、道中は5番手、勝ったジオグリフのすぐ前を追走。

4角は3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目をジオグリフを引き連れるように伸びて来る。

食らいつくジオグリフを坂の上りで振り切ったかに見えたが、ゴール前で内にヨレてしまってジオグリフに交わされた。

道中少しかかり気味だったこともあるが、ゴール直前の失速は、急坂コースに課題を残した。

2022年 皐月賞(G1)のラップ分析&回顧

22/5/29 東京優駿(G1)

東京 芝2400m 良

着順:2着(2.21.9・クビ差)

騎手:ルメール(57キロ)

大外18番から道中は後方16番手で脚を溜める。

4角は14番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入り、坂下ではドウデュースの直後から虎視眈々と抜け出しを計るが、坂の上りでは逆に突き放された感じ。

残り200mで盛り返してくるが、クビ差まで迫ったところがゴール。

結果的にはクビ差だけに、枠順がもう少し内目なら・・・という結果。

2022年 東京優駿(日本ダービー・G1)のラップ分析&回顧

22/10/30 天皇賞(秋)(G1)

東京 芝2000m 良

着順:1着(1.57.5・-0.1差)

騎手:ルメール(56キロ)

【レース前寸評】

東京コースの芝2000mはベストの条件だろう。

ここは高い確率で勝ち負け。

【結果】

道中は中団馬群のやや後ろ、10番手の外目を追走。

4角は中団9番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の上りで取りあえず先頭集団に取り付くと、残り200mでまだ5~6馬身前を行くパンサラッサを懸命に追い、ゴール前しっかり捉えて1馬身差のゴール。

文句なしの末脚、強かった。

2022年 天皇賞(秋)(G1)のラップ分析&回顧


イクイノックスの脚質

前からでも控えても競馬はできるだろうが、末脚のキレ味はかなりのもの


イクイノックスの血統背景

父はキタサンブラック(サンデー系ブラックタイド/菊花賞、春天連覇、ジャパンカップ、大阪杯、秋天、有馬記念)。

母は2015年の「マーメイドS」を勝ったシャトーブランシュで、その父はキングヘイロー(ND系リファール/高松宮記念、皐月賞2着、マイルCS2着)。

半兄にヴァイスメテオール(ラジオNIKKEI賞)。