結果
2023年 9月24日(日)
第69回 産経賞オールカマー(G2)
中山競馬場 芝2200m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ローシャムパーク | 2.12.0 | 5-5-5-5(中団前) | 35.0 |
② | タイトルホルダー | 1 1/4 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.7 |
③ | ゼッフィーロ | クビ | 7-7-11-9(中団) | 34.7 |
レースの上り:35.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.12.0 | 35.5 | 12.5 | 11.1 | 12.4 | 12.5 | 12.6 | 12.4 | 11.5 | 11.5 | 11.6 | 11.5 | 12.4 |
過去平均 | 2.12.32 | 35.0 | 12.6 | 11.2 | 12.7 | 12.5 | 12.4 | 12.1 | 12.0 | 11.7 | 11.5 | 11.5 | 12.0 |
差 | 0.5 | -0.1 | -0.1 | -0.3 | 0.0 | 0.2 | 0.3 | -0.5 | -0.2 | 0.1 | 0.0 | 0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
中盤あたりまではやや緩めのラップで脚を溜めていたタイトルホルダーだったが、残り1000mあたりでハヤヤッコに早めに競りかけられてペースが一気に上がってしまう。
そこからペースは緩むことなく、直線の坂下までずっと11.5秒のラップを持続するも、坂の上りでようやく脚が鈍ったところを、好位から差し込んできたローシャムパークがこれを交わしてゴールした。
早めにハヤヤッコに競りかけられたのが痛かったかもしれないが、それだけ中盤までの流れが緩かったことも事実。
あんな緩い逃げで、みすみす大本命のタイトルホルダーを逃がすほどG2クラスは甘くはない。
展開としては、残り1000mから息の入らない持続ラップを走り抜いたあと、さらに中山コースの急坂を上り切るパワーとスタミナを要した一戦となった。
回顧
1着は4番人気のローシャムパーク。
道中は中団の前、5番手の外目を追走。
4角も5番手の中ほどで直線に向くと、直線は馬群の外目からジワジワと追い上げてきて、坂の上りで逃げ粘るタイトルホルダーを交わしてゴール。
この馬も道中前目にいたので、そこからこの差し切り勝ちは価値ある勝利だろう。
持続力、パワー、スタミナのあるところを示した。
⇒ローシャムパークの分析
2着は1番人気のタイトルホルダー。
詳細はラップ分析で書いたのでここでは省略。
負けたのは仕方がないが、中盤からのタフな流れの中、斤量58キロを背負っての2着なので、力は示しているとは思う。
「競争中止」の前走を考えると、復帰初戦はまあこんなものだろう。
叩いた次走に期待。
⇒タイトルホルダーの分析
3着は7番人気のゼッフィーロ。
道中は中団のやや後ろ、7番手の内を追走。
4角は9番手の中で直線に向き、直線は馬群の中を割って追いこんでくるが、0.2差の3着。
後ろからなので、展開が向いた面もあるとは思うが、いずれにしても終いの脚はそこそこ確実と見てよさそう。
⇒ゼッフィーロの分析
2番人気のガイアフォースは5着。
道中は先団3番手を追走。
4角も3番手で直線に向き、直線は坂下までは前を捉える勢いだったが、坂の上りで失速した。
この失速はパワー、スタミナがないのではなく、単純に距離だと思う。
⇒ガイアフォースの分析
3番人気のジェラルディーナは6着。
スタートで少し出遅れて、道中は中団の後ろ、9番手あたりを追走。
4角も9番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、イマイチ伸びを欠いた。
この馬向きの展開にはなったが、馬場が少し速かったのと、牝馬の56キロが効いていたような印象。
⇒ジェラルディーナの分析