ドゥアイズの脚質

前々から粘り切る先行脚質と、控えて終いを生かす競馬。

SPの持続力、スタミナはそこそこありそうだが、末脚はそれほど切れそうではない。

上りが35秒前後で浮上してくる、上りがかかって良いタイプ。


ドゥアイズの血統背景

父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着)。

母の父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、有馬記念、宝塚記念、ジャパンカップ、天皇賞(春))。

近親にルークズネスト(ファルコンS)


ドゥアイズの近走

22/12/11 阪神JF(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:3着(1.33.5・0.4差)

騎手:吉田隼人(54キロ)

スタート少し出遅れて、道中は中団の後ろ、12番手の外。

4角は12番手の内目で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、そこそこの脚で追い上げてきて3着。

ここまでもずっと、上りのかかる競馬でしぶとさを見せていた。

この馬の場合は展開が向いたのだろう。

2022年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のラップ分析&回顧

23/2/11 クイーンC(G3)

東京 芝1600m 稍重

着順:2着(1.33.1・クビ差)

騎手:吉田隼人(54キロ)

道中は先団3番手の内目を追走。

4角も3番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つが、ゴール前では3頭横一線から、クビ差交わされての2着。

最後はキレ負けだが、ここでもしっかり2着を確保。

堅実な走りは評価できる。

2023年 クイーンカップ(G3)のラップ分析&回顧

23/4/9 桜花賞(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:5着(1.32.7・0.6差)

騎手:吉田隼人(55キロ)

道中は中団9番手の最内。

4角も8番手の最内で直線に向き、直線は馬群の内目から追い上げるもジワジワの伸び。

初めて馬券圏内を外したが、それでも5着は立派。

この馬の場合、終いの脚がそれほど切れるようには見えないので、もう少し前目で競馬をした方が、今回のような上り34秒台の展開では有効ではないか?

2023年 桜花賞(G1)のラップ分析&回顧

23/5/21 優駿牝馬(オークス)(G1)

東京 芝2400m 良

着順:9着(2.25.2・2.1差)

騎手:吉田隼人(55キロ)

スタート出遅れて道中は最後方近く。

4角も最後方近くの大外から直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げを計るが、ジリジリと伸びただけ。

元々キレのある馬ではないので、最後方からではノーチャンス。

出遅れた上に道中はかなり力みがあった様子。

いずれにしても2400mはちょっと長いのではないか?

2023年 優駿牝馬(オークス・G1)のラップ分析&回顧

23/10/15 秋華賞(G1)

京都 芝2000m(内)稍重

着順:10着(2.02.1・1.0差)

騎手:西村淳也(55キロ)

道中は中団9番手あたり。

4角も9番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが伸びを欠く。

今回は展開が不向き。

2000mの距離もちょっと長いか?

2023年 秋華賞(G1)のラップ分析&回顧

24/4/6 阪神牝馬S(G2)

阪神 芝1600m(外)良

着順:5着(1.33.4・0.4差)

騎手:ムルザバエフ(55キロ)

スタート出遅れて道中は後方9番手の外目。

4角も9番手の外で直線に向くが、直線では切れなかった。

この馬の末脚は切れないので、あのポジションからではこんなもの。

出遅れが痛かったが、このレースの上り(33.5秒)では、スタート五分でもきびしかったかも。

2024年 阪神牝馬S(G2)のラップ分析&回顧