ドーブネのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ドーブネのここまでの走り
21/9/4 2歳新馬
札幌 芝1500m 良
着順:1着(1.30.5・-0.3差)
騎手:武豊(54キロ)
スタートはフワッと出て、行き脚がつかずに後方からの競馬。
3~4角、馬群の大外を回して進出開始。
4角は5番手の大外で直線。
直線に入るとすぐに先頭を射程圏に収めると、残り200mを切って先頭。
あとは後続を1馬身半突き放して余裕のゴール。
力はありそうな馬、ここは余裕の勝ち上がり。
21/10/2 ききょうS(2歳OP)
中京 芝1400m 良
着順:1着(1.21.4・-0.3差)
騎手:吉田隼人(55キロ)
1枠1番から、スタートの出はあまり速くはなかったが、枠順の利もあり、二の脚で先頭に立つ。
4角は後続に1馬身の差をつけて直線。
直線は坂の上りで1発2発気合を入れると、そこからスーッと伸びて後続を突き放し、あとはノーステッキで余裕のゴール。
道中のペースも別段スローというわけではないが、最後は余裕綽綽のゴール。
前走同様、まだぜんぜん本気で走っていない感じが怖い。
21/12/19 朝日杯FS(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:7着(1.34.5・1.0差)
騎手:吉田隼人(55キロ)
道中は後方12番手の外。
3~4角で外を回して上がって行って、4角は9番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、良い脚は出せずに7着まで。
これが今の力なのかもしれない。
⇒2021年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧
22/3/20 スプリングS(G2)
中山 芝1800m 稍重
着順:6着(1.49.0・0.6差)
騎手:武豊(56キロ)
出遅れて道中は後ろから2頭目、後方12番手を追走。
4角は11番手で馬群の大外を回して直線。
直線も馬群の大外から追い込んではくるが、あの位置からだと6着までが精一杯。
出遅れがなければもう少しやれたか?
ドーブネの脚質
前につけてしぶとい先行脚質ではないか?
終いの脚はあまり期待できないのでは?
ドーブネの血統背景
父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。
母の父はフットステップスインザサンド(ND系ストームキャット)。
フットステップスインザサンドは欧州で走り、デビューから3連勝で芝のG1「英2000ギニー(8F・約1600m)」を勝利。その後は脚部不安で引退し種牡馬入り。
ドーブネの次走
次走は5月7日(土)東京競馬場 芝2000m で行われる「プリンシパルS(L)」と、5月8日(日)東京競馬場 芝1600m で行われる「NHKマイルカップ(G1)」の両方に登録がある。
賞金的には「NHKマイルC」には出走は可能。
いずれにしても、前々走の勝ち方を見るに、「左回りで一変」の可能性は捨てきれない。
⇒その他、NHKマイルカップ(G1)の出走馬を分析