2020年12月13日【香港スプリント】終了時点までのデータをもとに、ダノンスマッシュの好走パターンを分析。

ダノンスマッシュの距離適性

ダノンスマッシュはこれまでに芝1200m~1600mの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1200m(7-2-1-3)
  • 芝1400m(3-1-0-1)
  • 芝1600m(0-0-0-4)

芝1400mまでは守備範囲だが、それ以上となると長くなる。

芝1200m~1400m

1200mの距離は、G1で1勝(香港)、G2で1勝、G3で4勝、と安定的な成績。

1400mもG2で1勝と悪くはない。

ベストは1200mで1400mは守備範囲。

芝1600m

勝ち鞍はともかく、4回走って3着以内が一度もないのが1600mの距離。

4戦とも重賞で、内3鞍がG1レースということもあるが、ダノンスマッシュにとって、1600mの距離は少し長い可能性が高い。

ダノンスマッシュの脚質

ダノンスマッシュの好走時の脚質は「逃げ」、「先行」、「差し」となんでもあり

スタートは速いので、位置取りが後ろになることはあまりない。

いわゆる正攻法の競馬が多いので、適距離内であれば順位も安定する。

ダノンスマッシュのコース適正

ダノンスマッシュの競馬場ごのと着度数は次の通り;

  • 札幌(1-1-0-0)
  • 函館(1-0-0-0)
  • 新潟(0-1-0-0)
  • 東京(1-0-0-2)
  • 中山(1-1-1-0)
  • 中京(1-0-0-3)
  • 京都(3-0-0-0)
  • 阪神(1-0-0-2)
  • 香港(1-0-0-1)

左回りコースで不安説があったが、「京王杯SC」、中京開催の「セントウルS」を快勝し、しっかり走れることを示して見せた。

あとは特に、コースによる巧拙ななさそう。

ダノンスマッシュの持ち時計(ベストタイム)

ダノンスマッシュの各距離ごとの着度数は次の通り;

  • 芝1200m:1.07.4 1着(-0.2差・中山)
  • 芝1400m:1.19.8 1着(-0.2差・東京)※稍重
  • 芝1600m:1.32.4 8着(0.8差・東京)

芝1600mを除いては、それぞれの持ち時計は優秀なもの。

ダノンスマッシュの重馬場適正

ダノンスマッシュの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(3-1-0-1)
  • 重(0-0-0-1)

陣営からは「軽い馬場」「良馬場」の方がやりやすいと言うコメントも出ている。

稍重程度なら、大きくパフォーマンスを落とすことはないが、それ以上の道悪になると、注意が必要。


ダノンスマッシュの休み明け

ダノンスマッシュの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(6-0-0-2)

芝1200mでは(6-0-0-1)

敗けたのは出遅れが響いた2019年の「香港スプリント」。

叩き2走目からは;

  • 2戦目(1-2-1-2)
  • 3戦目(1-0-0-2)
  • 4戦目(0-0-0-1)
  • 5戦目~(未)

フレッシュな状態の方が安定感がありそう。

ダノンスマッシュの枠順適正

ダノンスマッシュの枠番別着度数は;

  • 1~4番(4-1-1-0)
  • 5~9番(2-2-0-4)
  • 10~14番(3-0-0-4)
  • 15~18番(1-0-0-0)

あまりこだわりはなさそうだが、内枠に入ると強い。

ダノンスマッシュの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(2-0-0-2)
  • 3~5月(春):(2-0-0-5)
  • 6~8月(夏):(2-1-0-1)
  • 9~11月(秋):(4-2-1-0)

夏から秋にかけて調子を上げてくるタイプ。

ダノンスマッシュの斤量別着度数

  • 53キロ(0-1-0-0)
  • 54キロ(2-1-0-0)
  • 55キロ(2-0-0-1)
  • 56キロ(2-0-0-2)
  • 56.5キロ(1-0-0-0)
  • 57キロ(3-1-1-4)
  • 58キロ(0-0-0-1)

ダノンスマッシュの連対体重

  • 462~478キロ

ダノンスマッシュの血統背景

父はロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ)。

母の父はハードスパン(ND系ダンチヒ)。

母の父は米国で走り、ダートの7F戦でG1を1勝。

ダノンスマッシュの近走

19/1/27 シルクロードS(G3)京都芝1200m

着順:1着(0.2差)騎手:北村友一(56.5キロ)

芝1200mの右回り。

自身のベストの条件で挑んだG3を56.5キロのハンデを背負って快勝。

力が違った。

19/3/24 高松宮記念(G1)中京芝1200m

着順:4着(0.2差)騎手:北村友一(57キロ)

左回り、おまけに先行勢には不利な13番ゲートからのスタート。

これだけ不利な条件が重なっても0.2差の4着にくるあたり、力は示したが、3角では斜向でペナルティも。

19/6/16 函館スプリントS(G3)函館芝1200m 稍重

競争除外

「禁止薬物」問題で156頭が競争除外となったが、ダノンスマッシュもその中の一頭。

この問題は馬や厩舎に落ち度はなく、全くの不運。

19/8/25 キーンランドC(G3)札幌芝1200m 稍重

着順:1着(-0.1差)騎手:川田将雅(57キロ)

好スタートを切るが、行く馬を見るかたちで中団に控える。

4角は馬幅約6頭分外を回して直線を向き、外からジワジワと先団を追い詰めて、ゴール前できっちり差し切った。

2着のタワーオブロンドンとは斤量差が1キロ少なかったが、本番ではどうだろう。

19/9/29 スプリンターズS(G1)

中山 芝1200m 良 16頭

着順:3着(1.07.2・0.1差)

騎手:川田将雅(57キロ)

五分のスタートから中団のインで脚を溜める。

モズスーパーフレアが豪快に逃げる展開の中、4角は外に出して先頭を追う。

直線は勝ったタワーオブロンドンと一緒に伸びては来るが、その差は縮まらず0.1差の3着。

4角から直線へ向く際の、内から外への一連の動きで、若干加速が失われたか?

人気を背負っていただけに、内から内への最短距離ではリスクがあったのかもしれない。

19/12/8 香港スプリント(G1)

シャティン競馬場 芝1200m 良 12頭

着順:8着(1.08.5・0.4差)

騎手:デットーリ(57キロ)

出遅れがあって位置取りは後方から。

直線は馬場の外目を追い上げるが、その差はまったく詰まらない。

出遅れがすべてだろう。

20/3/7 オーシャンS(G3)

中山 芝1200m 良 16頭

着順:1着(1.07.4・-0.2差)

騎手:川田将雅(56キロ)

1枠2番からスタートは少し出遅れ気味だが、二の脚でスッと好位の4番手。

直線では逃げ粘るナックビーナスを坂下で射程圏、坂の途中で交わし去るとそのまま引き離してゴール。

2番人気のタワーオブロンドンとは斤量差2キロ。

ここは負けられない。

2020/3/29 高松宮記念(G1)

中京 芝1200m 重 18頭

着順:10着(1.09.7・1.0差)

騎手:川田将雅(57キロ)

道中は中団の前あたり。

4角は4番手で直線に向き、先頭も射程圏と思われたが、直線ではなかなか伸びて来ない。

重馬場がこたえたか。

20/5/16 京王杯SC(G2)

東京 芝1400m 稍重 13頭

着順:1着(1.19.8・-0.2差)

騎手:レーン(56キロ)

大外13番から、逃げる馬がいないと見るや果敢にハナへ。

稍重を考慮に入れてもペースは緩く、マイペースの逃げで4角を回る。

残り400まではほぼ馬なり、そこから追い出して上り時計が33.1秒。

これでは後続はなす術がない。

左回りコースでの勝利は価値があるが、レース内容がいささか緩い。

20/6/7 安田記念(G1)

東京 芝1600m 稍重

着順:8着(1.32.4・0.8差)

騎手:三浦皇成(58キロ)

大外枠から果敢にハナへ。

平均的なペースを刻んで直線に向くが、残り200mあたりで一杯。

枠順がもう少し内目なら、もう少し粘れたのかもしれないが、やっぱりこの距離は不向き。

20/9/13 セントウルS(G2)

中京 芝1200m 良

着順:1着(1.07.9・-0.2差)

騎手:三浦皇成(57キロ)

道中は先頭とはやや離れた4番手。

ハイペースにはつき合わなかったことで、追走にはそれほど苦労はなかった様子。

直線に入って満を持して追いはじめ、残り200mでしっかり先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。

左回り、そして外枠といった不利に見えた条件も一蹴しての勝利。

このメンバーなら格が違った感じ。

20/10/4 スプリンターズS(G1)

中山 芝1200m 良

着順:2着(1.08.6・0.3差)

騎手:川田将雅(57キロ)

スタートで遅れるが、3番ゲートだったということもあり、二の脚でしっかり先団に取り付いた。

道中4番手から直線に向き、馬場の中ほどを追い上げてくるが、ゴール前グランアレグリアに交わされて2着。

この馬は、もともと良馬場、軽い馬場で力を発揮するタイプ。

いつもの馬場状態なら、終いの脚ももう少し伸びたはず。

勝負に「たら、れば」は禁物だが、敢えて言うなら、例年の馬場ならこの馬が勝っていた可能性が高い。

今回もG1初戴冠はお預け。

何とも不運。

2020年 スプリンターズS(G1)のラップ分析&回顧

20/12/13 香港スプリント(G1)

シャティン競馬場 芝1200m 良 14頭

着順:1着(1.08.4・-0.1差)

騎手:ムーア(57キロ)

大外14番からのスタートで、道中は中団の外。

4角も中団の外で直線に向くと、馬群の外目をグングン追い上げ、残り200mで先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。

おそらく終い最速で差し切っているような感じ。

いつもと違うレース運びで快勝。

ダノンスマッシュの次走

次走は3月28日(日)、中京競馬場 芝1200mで行われる「高松宮記念(G1)」。

安定感は抜群。

良馬場なら勝ち負けしてくるはず。

 

その他、高松宮記念(G1)の出走馬を分析

 



 

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