結果
2021年10月16日(土)
第69回 アイルランドT府中牝馬S(G2)
東京競馬場 芝1800m 良
クッション値:9.1(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | シャドウディーヴァ | 1.45.6 | 14-13-14(後方) | 33.1 | |
② | アンドラステ | 1.45.6 | クビ | 2-2-2(先行) | 34.3 |
③ | マルターズディオサ | 1.45.8 | 1 1/4 | 10-13-11(後方) | 33.5 |
レースの上り:34.4秒
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.45.6 | 34.4 | 12.5 | 11.2 | 11.6 | 12.0 | 12.1 | 11.8 | 11.0 | 11.4 | 12.0 |
過去平均 | 1.46.26 | 33.9 | 12.7 | 11.3 | 11.8 | 12.3 | 12.2 | 12.0 | 11.2 | 11.2 | 11.5 |
差 | 0.5 | -0.2 | -0.1 | -0.2 | -0.3 | -0.1 | -0.2 | -0.2 | 0.2 | 0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
ペースとしては、例年のこのレースの流れと比較しては流れた方がだが、東京千八としては平均的な流れ。
なので、上りもこのこのレースの例年ほどには速くはならず34.4秒。
それが吉と出たのか、勝ち馬は後方からの差し脚一気でも間に合った。
同じ東京千八の、先週の「毎日王冠」の走破時計が1.44.8。
単純比較は出来ないが、レースレベルとしては、まあ平均的なものではないか?
レースとしては、そこそこのスピード持続力がなければ対応が難しいレースだったのではないか。
回顧
1着は4番人気のシャドウディーヴァ。
道中は後方の13~14番手で脚を溜めて、4角も後方14番手で直線に向くと、直線は進路を外に取って、一気の末脚でゴール前、アンドラステをクビ差交わしてゴール。
例年のこのレースの上りと比べて、少し上りがかかったことも良かった。
いずれにしても東京コースでの好走確率は高い馬。
⇒シャドウディーヴァの分析
2着は5番人気のアンドラステ。
2枠4番から道中は2番手追走。
4角手前では早くも逃げるローザノワールを捉えにかかり、4角ではローザノワールと並走して直線。
直線は残り400mで先頭に立ち、グイグイと後続との差を広げていくが、ゴール前で甘くなったところをシャドウディーヴァに交わされて2着。
仕掛けるタイミングをもう一呼吸遅らせていれば・・・というレースだが、これは結果論。
良馬場のイーブンペースでもしっかり力が出せたことは大きな収穫。
⇒アンドラステの分析
3着は8番人気のマルターズディオサ。
道中は後方13番手の外。
4角は11番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から勝ったシャドウディーヴァと一緒に追い上げて来るが、ゴール前は少し甘くなって3着まで。
これくらいの流れでも、千八ならギリギリ何とかなった。
ただ、人気どころがそろって力を出せなかったこともあるので、この3着の評価は難しいところ。
⇒マルターズディオサの分析
1番人気のマジックキャッスルは15着。
道中は中団10番手、4角は11番手の内で直線。
直線は坂を上ってくるあたりまでは前を捕まえるような勢いはあったが、坂を上りきってからがサッパリ。
馬体重が休み明けの+10キロ。
敗因はこれくらいしか考えられないが・・・。
⇒マジックキャッスルの分析
2番人気のデゼルは16着。
道中は先団3~4番手。
4角も4番手で直線に向くが、直線では坂の上りで遅れはじめ、坂を上ってからは完全に失速。
この馬は、休み明けはイマイチの馬だが、これはちょっと敗けすぎ。
道中のポジショニングがいつもよりは明らかに前目なのだが、引っかかっている素振りはなかったが・・・。
ちょっと不可解な敗戦。
⇒デゼルの分析
3番人気のドナアトラエンテは4着。
道中は中団の後ろ10番手あたり。
4角も11番手で直線に向き、直線は馬群の内目をスルスルと伸びてきて、残り200mを過ぎてからは先頭を捉えるような勢いだったが、ゴール前で少し甘くなって4着まで。
レースの上りもそれほど速くはなく、この馬向きの展開だったがこの結果。
オープンでは少し足りないまま終わってしまうのか?
⇒ドナアトラエンテの分析